旅をしてたら異世界だった
手羽先生
第1話 準備なう。
そうだ、旅に出よう。
ふと、そう思った。
そうとなったら、仕方がない。
「旅に出るぞぉ!」
俺は、自称高校3年17歳の宮月翔太。
普段は自宅警備員という職業をしている。
だが、昨日ふと思ったのだ。旅に出ようって。
けれどもそれがこのざまだ。
部屋には、いろいろ散らばっている。
おまけに昨日から支度をしてばかりである。
疲れたもんだぁ。
で、ちょっとバッグを覗いてみると、
お金、お金お金お金ときどき衣類!
なんだこれお金だらけじゃねえか。
はぁ、こんなんでいいのか?
まぁいいや。これで準備は完了。あとは部屋から・・・
ん?
いや、まてよ・・・?これじゃあ俺の大事な大事な趣味の一つが消えてしまう。
そう・・・俺の趣味の一つといえば・・・
「ライトノベルだわぁ~!愛しのライトノベルちゃぁん、これがないと俺死んでしまう。」
まじで、いやまじで。
俺は次々とバッグの中にライトノベルを入れていく。
と・・・こんなものかな?
「準備完了!それでは、行ってきます!」
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