第2話 〝なんか突き刺さっとるで!″

ハリやん:「う、ウリやん…大丈夫か?」


ウリやん:「うん…大丈夫や。

ハリやんも?

うわっ!…うわぁ!なんや?

なんか突き刺さっとるで!」


ハリやん:「…足あるから、生き物やな?

…さ、さすがに、死んどるよな?」


ウリやん:「こいつ。空から、落ちてきたんやで!当たり前やがな!」


ハリやん:「ウリやん…

ちょっと、突っついてみてーな。」


ウリやん:「あほか!なんで俺が、得体もしれへん空から落ちてきた奴、突っつかなあかんねん!

何の罰ゲームやねん!

ハリやんが突っついたらえぇやん!」


ハリやん:「いやいや、僕は、そんな大それたことはできまへん、平凡ないち庶民で、すかしっ屁するしか脳のない屁タレですよってに、こんな大役、役不足ってもんでっせ。

ウリやん様、あんさんなら、この大役、見事に担ってくれはるやろな〜。」


ウリやん:「あほか、気色悪い言い方やめぇや!

なんで俺が、そんな大役担わなあかんねん!」

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