日曜日は冒険日(クエストディ)
一文字 空
第1話 「わたしと一緒に、冒険しましょ♡」
高校に入学して間もないある日。僕は見知らぬ先輩から突然、声をかけられた。
「きみがイズミ タクヤくん?」
「はい。 そうですけど?」
「私と一緒に、
「…………冒険、ですか??」
それが、僕が先輩と出会ったきっかけだった。
「そう、
はにかみながら、そう答えたのは僕より背が低くてメガネをかけたおかっぱの……知らない男子になんか絶対、話しかけたりしないタイプだった。
「えーと……罰ゲームか何か、やらされてるんですか?」
いぢめとかじゃないかなんて事まで考えたけど、話しぶりからはそうじゃなさそうだし、唯一ありそうなパターンで罰ゲーム?って言ってみたんだけど……
「えっ? そういうのじゃないんだけど……そっか、ちゃんと説明しないと
先輩はそういって説明し始めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます