おにくをたべてげんきになろう!
神無月やよい
おにくをたべてげんきになろう!
この地球上で暮らす生物は、ライオン・トラ・犬・猫などの肉食獣と牛・馬・羊の草食動物が存在している。
人間は食物連鎖の王者に君臨している。つまり雑食性だ。
海の幸である寿司は現代の日本人の大好物メニューだし、山の幸のキノコの天ぷらには舌鼓を打っちゃう!
野菜だけの生活とか、毎日ステーキばっかり食べる。
そんな偏った食生活を送っていたら、いずれ病気になってしまう。
人間、食べられなくなったらおしまいだ!
最悪、生きていくことが出来ずに死んでしまう。
今日もご飯が美味しい。ヒャッハー!
こう感じられるうちは大丈夫だ。
何より、これこそ人間として生まれてよかった。そう感じる瞬間だ。
昔から我々、日本国民は食べ物に困らないよう農業に励んでいる。
コメを主食としているせいか、あまり肉を食べない食生活を送っている。
なので、虚弱体質な者が多い。
牛舎を建てて、乳を
が、しかし、牛や豚を殺して食べる事は※1
そんな考えが、日本には存在している。
※補足情報1:恐らくこれは神道に基づいた思想なのでしょう。
マクドナルドや牛丼屋などが立ち並ぶ現代では、とても考えられませんね。
『警告!』
この辺りからスーパー諭吉タイムが始まります。
そして、かなりキタナイ例え話も見受けられますので、ご飯時は避けた方が無難です。
万一、気分が悪くなったり、画面が汚れても私は一切、責任取りません!
心の準備が出来た方のみ、次ページに進んで下さい。
=======================================
健康になる解決方法があるのに、実行しない奴なんなの?
バカなの? ベジタリアンなの?
肉を食べたくない奴の主張はこうだ。
『牛や豚を殺すのはカワイソウ』なんだと……
HAHAHA、笑わせやがるぜ!
牛と※2クジラ。一体、なにがどう違うっていうんだ?
誰もクジラとっ捕まえて食う事を不思議に思ってないだろ!?
クジラさんがかわいそう。なんて言う日本国民はいねえYOU!!
※補足情報2:今でこそ、自然団体が捕鯨禁止を訴えていますが、当時は日本国民にとって貴重なおかずだったようです。
他にもあるぜぇ~?
活きたウナギの首を切り落として、腹かっさばいて蒲焼になった姿を見ても、誰もヒドイなんて言わない。
「乳牛から乳を
そうイチャモンつける奴がいる。
しかし、牛や羊は草食動物で水を飲む程度だ。
人間がちゃんと清潔を心掛けて、世話をすれば全く問題ない。
物事をよくよく考えると汚い食べ物だらけで笑えてくる。
かまぼこの原材料を知ってるか?
タラだが、あいつらは
(うしお汁の説明→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%AE%E6%B1%81)
そう何杯もおかわりしてる奴いるけど、もしかしたらその
青菜香(山形の特産 青菜のお漬物)は、※3小便に浸して漬け込んだ物こそ極上品だ。
※補足情報3:そんな事すれば、食品衛生法で即、営業停止です!
もしかしたら、昔ごく一部では行われていたかもしれませんが、現在この製法は絶対に行われていない事を注釈しておきます!
(青菜漬けの説明→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E8%8F%9C%E6%BC%AC%E3%81%91)
「牛肉や牛乳は臭いがあるから嫌」だと毛嫌う奴に質問だ。
かつおの塩辛さは気にならないのか?
くさや(
(くさやの説明→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%81%95%E3%82%84)
先祖代々、伝えられているぬかみそ
人間、だれでも聞きなれた単語や、慣れ親しんだ存在は受入れやすい。
そして、初めて経験する物や見慣れない食べ物は不気味だ・良くないと批判する。
好き勝手に自慢するその口に「肉のスープは
肉を食べる事のメリット・デメリットは当然ある。
ひたすら学者は「今まで魚や菜食中心の食生活を送ってこれたのだから問題ない」という。
しかし、肉を食べずに来たからこそ、不健康ゆえに若くして死んでしまう若者も少なくなかった。
若者の早死は、日本国家存亡の危機に値する。
解決する方法があるなら、実践しない手段はない。
ひとつ、例え話をしよう。
病人が多い家系がいるとする。
そこの住人は病弱な家系だから……と医者に掛からず、家庭薬を常備している。
果たして賢いやり方といえるだろうか?
牛乳の使い方を広めるべく、既に私の会社では牛舎を建て、世話や研究を始めている。
最近ではもっぱら、色々な製品開発に勤しんでいる。
チーズ・バター・ミルクパウダー・コンデンスミルク(練乳)などだ。
そもそも、牛乳の効果は肉を食べるより大きい。
熱病・肺結核、その他に心身虚弱な人間には、必要不可欠な逸品だ。
考えてみたが、効果はあるが値段の高い薬を飲むよりも、毎日牛乳を飲んで大人しく養生すれば、金銭的負担も減る。
何より健康になれて、良い事尽くしではないか?
実に万病の薬剤師と自称出来る程、牛乳は栄養価が高い。
単に病気を治すのに飲用するのではなく、ヨーロッパなどの西欧諸国では、毎日牛乳を飲んでいる。
そして、チーズ・バターなどを使って料理もしている。
それは私達が、調味料としてカツオ節を使っているのと同じ事だ。
スイスは山国だからマグロなどの魚がほとんどない。
市民は牛乳を飲んで、日々の栄養をまかなっているのだ。
出来る事ならば、我々日本人も食わず嫌いをせずに、まずはチャレンジして欲しい。
そして、どんな病気すら治し、いつまでも老いない身体で心身ともに健康で活発で、日本人としての品格を落とさないように心掛けたいものである。
これは私の会社で既に行なっている品々だ。効果は実際に体験して欲しい。
日本中で牧場経営を行い、乳製品を広めたいと考えている人は我が社が技術指導しに行くので連絡して欲しい。
日本国家繁栄に少しでも乳製品を役立てよう!
発表日 明治三年 秋の末
出版社:牛馬会社 住所:東京築地中通り
付録資料として、乳製品のレシピも記載されていますので、併せてご紹介しておきます。
・牛乳→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9B%E4%B9%B3
牛の乳を
好みによっては砂糖を適量混ぜると美味しい。またコーヒーに混ぜれば香りも良い。
栄養も取れ、お腹の調子も整える。まさに百薬の長!
粉ミルクを飲ませれば、乳母を雇う必要もなくなる。
・チーズ→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA
牛乳を加工して、乾燥させたのし
塩気が含まれていて美味しい。貯蔵品としても使える。
・バター→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC
油成分を集めて塩を混ぜて作ったもの。
魚や肉を調理する時の調味料に使う。消化を助ける効果がある。
・ミルクパウダー→http://www.yotsuba-shop.com/SHOP/0422.html
※4牛乳を粉末状にした物。
旅行のお供や、牛乳が飲めない遠方の人間は取り寄せて貯蔵しておくとよい。
使う時はお湯や水、お茶に溶かしたり、コーヒーの中に混ぜれば牛乳と同じ効果が得られる。
※補足情報4:脱脂粉乳的なモノです。
パンやケーキなどに使えば、ふんわりもちもちっとした食感が得られます。
数十年前の学校給食で、脱脂粉乳が使用されていました。
マズさに定評があったおかげか?
現在の日本では、URL紹介したよつ葉乳業さんしか製造していません。
なので、あまり流通してません。
※調べた所、製造しても補助金がもらえない。という大人の事情もあるようです。
・コンデンスミルク→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E7%B3%96%E7%B7%B4%E4%B9%B3
牛乳に精錬した砂糖を加えて濃くしたもの。それはまるで水あめのように甘い。
使い方はミルクパウダーと同じだ。
※現代では、イチゴやカキ氷の上にかけて食べるのがもっぱらのレシピな気がします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます