第2話
「ふぅ。これで荷物は全部運んだかな。」
私は西澤弥生、19歳。明日から大学生になる。今日は新しい家に引っ越しの荷物を運んだ。次は隣人の人に挨拶しに行かないと。私は名刺とお茶菓子を持って隣の人の家のインターホンを鳴らした。
ピンポーン
…誰も出ない。いないのかな。そう思って私がそこを後にしようとするとザザザ…と何かが落ちるような音がして
「…はい。何でしょう…」と弱々しくドアを開けたその人は半分だけピエロのお面を付けて膝と肘をすりむいていた。私はちょっと驚きながらその人に
「大丈夫ですか?」
と聞いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます