終焉として

第12章 破壊者。


(※追加を予定しております)



人類を消しに来るのは魔界か天界か亡者か人類か。神の見守る箱庭世界はその悲劇を拒まない。文明最期の生き残りは一握り。



「そんな世界にあなたはまだ生きていたい?」











現実は、実際に起こる事実──過去現在未来において、真実である。


だが時に、受け入れ難い。だから人は、作り話であるというワンクッションを必要とする。すべての創作がただの作り話である保証はない。


例えばの話だ。


そんなことはありえない。起こりえない。誰しも思う共通認識。それらはいくつ塗り替えられてきた?


驚くことに、嘘みたいなことが現実に起こり、馴れていく。


心当たりがあるだろう?

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