記憶の箱の捻子を回す

書いていますか 読んでいますか ――運営批判って？

　カクヨム、オープンしてからだいたい二ヶ月くらい経ちましたかね？

　阿鼻叫喚な私欲渦巻く荒野……なんて表現をする方もいるらしいですけれども。

　それ、Twitterやってるせいだと思いますよ？

　せっかく感想欄を設置せずに作家がコメント整理とかをする手間を省いてくれてるのにもかかわらず、SNSで議論（）してるんだからザマないですわー。

　ランキングなんてたとえ正常に働いててもあてにならないですよ。

　だってそれ、本屋の入り口にある「売り上げランキング」の棚ですもん。

　まぁ、結構な数の来客者がそこにひっかかって適当に選んで買っていくでしょうが。

　買ってったそれ、面白かったですか？

　面白いものも、そうでないものもあったでしょ？

　そういうことですよ。

　ここで問題になってくるのが「本屋の奥に進めるか」ということですが。

　カクヨムオープン当初は「読めない」とか批判してるエッセイ（）沢山ありましたね。

　いや、書くことも読むこともできますよ。ほぼ問題なく。今のところ。

　「書く」方は、まさにこれをスマホ使ってweb上で書いてますが、ブログ書くくらいのストレスで書けます。あんまり長いのは画面がおっつかなかったり飛んだりして不便ですが、そもそも本当に消えてほしくない文章なら、ほかのソフトで書いて保存してから貼り付けてアップしますよね。

　ルビふり章立て途中保存が付いているので、とりあえずは困りません。もちろん、欲しい機能はまだまだありますけれど。（とりあえず1話完結の短編が日陰者過ぎ……）

　「読む」方は、PCでもスマホアプリでも読み進めるのに不便はないですしブックマークも見やすい方だと思いますし、なにより広告が出ない！！

　個人的に「広告が出ない」というのはかなり大事なことだと考えてまして。

　だいたいの小説投稿サイトやブログというものは広告収入で運用しているので、どうしてもバナーやらサイトの内容とは微妙に関係ない売り文句とリンクやらが作品と一緒に表示されます。

　あれ、すっごい邪魔(^ω^)

　どんなに爽やかで聡い作品でも、広告がチラチラ目に入るだけで台無しです。どうしても「チラシの余白に書かれた落書きを読まされている」気分になります。ミスタップなんぞしようもんならブラウザバックですよ。作者は悪くないのに！

　作品のお話や雰囲気に浸かれる環境超大事。これで経営不振とかでバナー貼り出したらマジで撤退しますが。

　何ができないって、「探せない」のですよ。

　自分の趣味にあったもの

　今の気分にあったもの

　ちょっとした時間に読めるもの

　次に流行らせたいもの

　人に薦めたいもの

　などなど……。

　ピックアップでシャッフルとか。トランプですか。

　ビックデータ使うにしても、「私」がどういう人か分からなければオススメを表示するのは難しくないですかね。

　最初に登録できるデータなんて性別と年齢くらいだったと思うんですが。

　せめて文字数検索と完結済みのみ表示は欲しぃ……(；・ω・)

　しかしですね、これはビジネス（？）チャンスでもありまして。

　今のところ、ググっても「カクヨム掲載の小説をまとめてお薦めしているサイト」っていうのが出てこないんですよ。1つ2つ出てくるくらい？（しかもまとめにしても雑然としてる。

　ですので、適当にテーマを決めて（文字数とか明るいor暗いとか天気とか季節とか性癖（？）とか）掘りまくって、まとめて記事にしてアフィリエイトブログを作る、とか。

　レビュ爆したり自作のURLをツイートしまくるより金になりますよ、多分。私はめんどくさくてまだやってないですが。

　……ホントは角川の編集がやる作業だとは思いますけれどね。

　あなたは、どう思いますか？