日々憐々~壱~(春・10首)
茜差す 朽木となりし 学び舎に
来ぬ人を待つ 傘ありぬれど
吹き荒ぶ 神の
境の果ては
春風に 揺れる薄桃 捕らえれば
刹那の
春の
そのみ口にし 甘きを
穢れ無き清らな
千の
傘一つ互いの
重ねて笑ふ
盛りとて
世の人は騙し騙され四月馬鹿
我も
ひばり鳴き戦の終わりを告げるとて
笑顔霞し涙五月雨
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