5-24 黄金パンツ 再び
「よし! パンツ党の
堂々たる体格の門番が黒いブーメランパンツをグイッと持ちあげると、それ以外何も身にまとっていない裸身を半回転させて俺たちに道を開けた。
「バーガン・ルシフル閣下の居城にようこそ! 同志よ!」
まっすぐに敷かれた黄金の絨毯の道。その左右に居並ぶ屈強な衛兵たちの誰一人としてパンツ以外の寸鉄も帯びてはいない。撫でつけられた髪、整えられた口髭、均整のとれた筋肉。香油でテカテカに輝く彫像のような男たちが整列し、一斉にポージングを決める光景は常軌を逸していた。まともな神経の持ち主ならば間違いなく、このむせかえるような熱気を前に即座にきびすを返して一目散に逃げだしたことだろう。
俺も是が非でもそうしたい。だが、事情がそれを許さない。
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『 カガト・シアキ 』
勇者リクの意志を継ぐもの。7人の嫁を求めて旅をしている。
【種 族】
【クラス】 勇者
【称 号】 パンツ党員(白パンツ)
【レベル】 20(D級)
【装 備】 パンツ党の白パンツ(F級)
【スキル】 長剣(D級) 短剣(F級) 斧(F級)
格闘(D級) 盾(D級)
風魔法(D級) 聖魔法(E級)
交渉(D級) サバイバル(E級) 乗馬(F級)
料理(E級) 水泳(F級) 性技(B級)
徒手空拳(F級) 救世の大志(D級)
周回の記憶 絶倫 パンツ党員の
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『 パンツ党の白パンツ 』
上質な
【タイプ】 ブリーフ
【防御力】 1
【効 果】 スキル「パンツ党員の
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そう。いまの俺は、れっきとしたパンツ党員。白いブーメランパンツ一丁という変態に成り下がってしまったのだから。
「勇者であるカガト様を信じて、ここまでついてきましたのに。騙されましたわ。このような辱めを受けるなど、由緒正しき貴族として死よりもおぞましい恥。これではわたくし、ただの変態ではありませんか」
屈辱に震える声が俺の後ろから呪詛のようにからみついてくる。鼻にかかった癖の強い声は、セシアでもネネでもユズハでもスクルドでもない。
「嫁入り前ですのよ。このような姿を人前にさらしてしまっては、もう婚姻話が持ちこまれるはずもありませんわ。カガト様が責任をとっていただけますの? でも、いまのあなたでは不足ですわね。少なくとも子爵程度の爵位を得ていただかなければ、わたくしの家格には吊りあいません」
くどくどとしたつぶやきを無視して前へと進む。たとえ妙齢の女性が相手といえども、社交辞令のお愛想を振りまくほどいまの俺は優しくなれないのだ。
婚姻? 家格? この状況でよくもまあそんな浮世話に固執できるものだ。生まれつきの貴族は神経の「太さ」まで違うらしい。庶民の感覚であれば、パンツ一丁の男に付きしたがって歩くだけでも屈辱であるのに、自分はそのパンツすら履かせてもらえず、丸裸で胸と股間だけを手でおおって行進させられているともなれば、一言も発することもできず唇を噛みしめているだけではないか。
「カガト様が『身体を張る覚悟はできているか?』などと意味深にお問いになるから、わたくし、てっきり色情狂との噂もある勇者様がわたくしの美貌を見初めて、契りを交わしたいと迫ってきているものだと。
もちろん、わたくしほどの高貴の生まれであれば、婚姻相手は自分で決められないことは百も承知です。当家の差しせまった窮乏も理解しておりました。どこの馬の骨ともわからない異界渡りの蛮族に、この身を差しだすことは死ぬほど辛い選択でしたが、親類縁者から寄ってたかって因果を言い含められれば女の身で抗すすべはありません。せめて正妻を約束していただければ、と泣く泣くカガト様のもとへ嫁ぐ覚悟を決めたのです。それがまさかこのような仕打ちにあうとは。そもそもアザミの惨状を招いたのは伯父の独断専行で、わたくしにはなんら落ち度のないこと」
理不尽な仕打ちであることは百も承知だ。だが、俺も人間としての最低限のプライドをかなぐり捨てて、この白パンツを履いているのだ。すこしはそのあたりの事情も汲みとって、いい加減、覚悟を決めてほしい。
延々と繰りかえされる恨み節にうんざりとして振りかえると、愚痴を垂れ流していた女はビクッとおびえた眼差しで俺を仰ぎ見た。
「な、なんですの? やっぱり、わたくしに欲情して、あとで襲うつもりでは」
切れ長の美しい碧眼にゴージャスな黄金の縦巻きロール。縦横の比率を7割くらいに絞れば、かなりの美人になるだろうという顔立ちだが、いかんせん現状ではふくよかすぎて俺の好みの範疇からはずれてくる。
しかしそれでも、
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『 ココア・ベルゼブル 』
七大貴族のひとつ、ベルゼブル家の分家にあたるノーザン・ベルゼブル家の一人娘。ノーザン・ベルゼブル家はアザミの北部に広大な果樹園を経営しており、ココアはその一角に薬草園をひらき、リンカーン王国のやくそう流通の一端を担っている。
【種 族】 人間
【クラス】
【称 号】 やくそうマイスター
【レベル】 6(F級)
【愛憎度】 ☆/-/-/-/-/-/- (F級 わたくしに気があるのでしょ)
【装 備】
【スキル】 短剣(F級)
水魔法(F級)
薬草学(E級) 宮廷作法(D級) 料理(F級) 裁縫(F級)
交渉(F級) 水泳(E級)
食通(E級)
魔導の探究(F級) 応病与薬(E級)
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まずは一呼吸。気持ちを鎮めなければ、いらだちにまかせて悪辣な言葉を投げかけかねない。このパンツの原因がすべて目の前の女、ココア・ベルゼブルにあるわけではないのだから。
そう、あれはいまをさかのぼること1週間前。俺は溜まりに溜まったSPゲージ、性的衝動のすべてを開眼した奥義「ニルヴァーナ・ストライク」の一撃に注ぎこみ、見事、魔神級の海神ダゴンを
大津波の危機に瀕していた港町アザミは救われ、セシアもネネもユズハもスクルドもグノスン師匠も、ゲイレルルをはじめとする人魚たちも全員が命を繋ぐことができた。いま振りかえってみても、あれ以外の選択肢などなかったにちがいない。
だが、その代償はあまりにも大きかった。「
だからかもしれない。当主であるナイラ・ベルゼブルと私設騎士団「ナイト・クラーケン」を一挙に失い、家の存続に奔走するベルゼブル一族が差しだしてきた人身御供のココア・ベルゼブルを、ふと、アザミの街の次期総督に据えようなどとおもいついてしまったのは。
ベルゼブル一族はココアを俺の愛人にでも据えて、今回の事態の打開を図るべく救国の勇者を身内に抱きこみたかったようなのだが、俺も俺でキリヒトがこれから仕掛けてくるであろう陣取り合戦に備えて港町アザミをしっかりと自陣営に引き留めておきたかった。
打算と妥協が手をとりあって若干二十歳のココア・ベルゼブルを港町アザミの総督に推戴するべく動きはじめたのだが、前途は多難で、もはや王道ロールプレイングゲームのご都合主義も吹きとび、前の世界でもまったく無縁であった「政治」に汗をかくはめになった。その結果がいまの状況である。
「いまさら説明するまでもないことだが、このままだとベルゼブル家は間違いなく叛逆者として断罪される。当主を筆頭に市民を守るはずの騎士団『ナイトクラーケン』が魔物と化して街を襲ったのだからな」
「けれど、それは狡猾な魔王軍の罠で、伯父にすべての罪を着せるのはあまりに理不尽ではありませんか。勇者であるカガト様が訴え出てくだされば、きっと聖王様も寛容な判断を下されるに違いありません」
ココアが俺の手をつかみ、懇願するように身体を密着させてくる。汗ばんでしっとりとした贅肉が俺の腕を包みこみ、巨大な肉まんのような胸がたわわに揺れた。
俺が
「大きな声では言えないが、聖王様は病状が悪化し、面会できない」
俺にとって誤算だったのは聖王ウルス・ペンドラゴンの昏倒だ。海神ダゴンを討伐した翌日、港町アザミの顛末を報告するため、まだ自力で歩くことのできないグノスン師匠をともなってリンカーン王宮に参内したおりのこと。キリヒトの軍勢が再びアザミの街を襲撃するかもしれず、街の有力から内通者が出る可能性にまで言及し、聖王直属の騎士団から駐留軍を編成してほしいと願いでたときだった。
『……いま戦力を分散させるわけにはいかないの』
とルルイエ大臣から耳打ちされた。
妙に胸の切れこみが深いドレスで、かがんで口元を寄せてくると、ツンと尖った乳房の突端まで見えてしまうので目のやり場に困ったが、ルルイエ・スニークスネーク大臣のささやくところでは聖王は昏睡状態で会話は不可能。魔王軍との戦いの
聖王が倒れた時刻はちょうど俺が海神ダゴンに光の守護を砕かれたころと一致する。ボルトムント大臣が繰りかえしていた『光の守護は発動するたびに術者の寿命が削られる』という言葉がよみがえり、心の奥がうずいた。
『……バーガン・ルシフル卿を頼りなさい。七大貴族は反聖王派とひとくくりにされているけれど、ルシフル卿は独立不羈。うまく立ちまわれば、力を貸してもらえるはずよ』
チュッと頬に口づけされて、『あとで私の部屋に来てね。作戦を立てるから』と。その後、ルルイエ・スニークスネーク大臣の執務室に招かれてからのあれやこれやは俺が
白パンツの食いこみを指で微調整してから、俺はココアに素っ気なく告げた。
「すでに他の七大貴族から、港町アザミを含むベルゼブル家の領地を今後どうするかという問題が提起されているらしい。聖王様が不在のまま協議が進めば、貿易の利権も含めてバラバラに食い荒らされてしまう危険がある」
王国内で利権をめぐって争いはじめれば、キリヒトたちの思う壺。それに人魚族との国交正常化交渉が正式に片づいていない現状で他の勢力に割って入られたら、竜宮城に行って「水の精霊石」をもらうという本来のシナリオも破綻しかねない。
「だから、政治力も軍事力も強いバーガン・ルシフル侯爵に後ろ盾になってもらう、と。理屈はわかりますが、あの、パンツしか履いていない殿方はいくら高貴な方とはいえ、わたくし、肌に合いませんわ」
まったく俺も同意見だが、残念なことに他に有効な手段は見当たらない。決して、認識も肉体も甘いココア・ベルゼブルを「無パンツ」として全裸で曳きまわしてやろうなどという悪気はなく、
「貴族の身分を捨てる覚悟があるならここで逃げてもかまわないが、いまのような生活、三食おやつ付きの贅沢三昧は終わりだぞ」
俺がココアの二重になった腹にむかって言うと、答えに窮した主人に代わって、グルルルル、と腹の虫が返事をした。
「わかっています! ひもじい食事など、高貴なわたくしに耐えられるはずもありません! 覚悟はできてますわ!」
食事のためなら裸にもなる。まことに見上げた貴族魂である。
大人しくなったココアを引き連れて通路を突きあたりまで進むと、きらびやかな装飾の施された黄金の巨大な扉があらわれ、黒パンツの守衛たちが4人がかりで観音開きに迎えいれた。射しこむ圧倒的な光量。目のくらむほどの黄金の輝き。自然の光ではない。魔術によって造られた疑似太陽がミラーボールのように大広間の頭上高くに照り輝き、その下にピラミッドのような階段がそびえたっていた。
段数にして20段くらいであろうか、その頂上から俺たちを
「勇者カガト! 歓迎しよう! 我がパンツの砦にようこそ! ここはすべてのパンツが助けあい、パンツが互いに高めあう場所だ。白パンツを履いたのなら、貴様もすでにパンツの同志! 遠慮はいらぬ! 困りごとがあれば申してみよ!」
キッチリと
これを下から見上げなければならない屈辱感は半端ない。ココアは威圧感に負けて膝から崩れ落ちてしまった。体重に負けた、とは言わないでおこう。
「ルシフル卿、このたびは快く我らを迎えいれてくださり、ありがとうございます。じつは港町アザミを含むベルゼブル家領地の今後の統治体制についてご相談したく」
直視するのはきついが、ここで視線をはずしたら、さらに雰囲気に呑まれてしまう。見た目は100%変態でも七大貴族のなかで最大の勢力をほこる怪物なのだ。
口調は丁寧に、しかし、へりくだりすぎず、俺は先の騒動が魔王軍の策略であること、ベルゼブル家に統治能力が残されていること、ここにいるココア・ベルゼブルがアザミの街の総意として総督に就任する用意があることについて説明した。
「ほう。我輩の耳に届いている情報とはすこしばかり違うが、パンツ党である貴様が言うのであれば信じてもよい。だが、ナイトクラーケンはどうする? まともな騎士団もない状態では魔物の襲撃に耐えられまい。我輩のパンツァーグリフォンに駐留を依頼するのであれば、それなりの報酬を用意してもらおう」
やはり、変態だが馬鹿ではない。八の字髭をしごきながら俺たちを見下ろす視線は鋭い。ここで全面的な助力を仰げば、なし崩し的にさまざまな利権を掠めとられて、最後にはバーガン・ルシフルの属領となるのだろう。
俺は手のひらを前に突きだし、提案をきっぱりと拒絶した。
「ご心配には及びません。兵員不足を補うために『冒険者ギルド』を開設するつもりですから」
「ほう、ギルドとな?」
バーガン・ルシフルが勢いよく身を乗りだしてきたところで、俺はルルイエ・スニークスネーク大臣との打ち合わせで腹案として温めておいた「ギルドシステム」について説明をはじめた。
「――というように、一定の場所で魔物の討伐依頼を貼りだし、その成功者に報奨金を支払って、腕に覚えのある一般人に治安の一翼を担ってもらうのです」
「金は誰が出す? 騎士団を維持するよりは安くつくかもしれぬが、個人がまかなえる額ではあるまい」
まったく新しい試みであるにも関わらず、バーガン・ルシフルは仕組みを理解し、質問を重ねてきた。
「資金については街の人々から集めます」
「税金か? ならば、絵に描いた餅だな。アザミはたしかに豊かな街ではあるが、リンカーン王国はすでに魔王軍との戦いのため戦時体制の税率だ。これ以上引きあげれば暴動が起きるぞ」
俺は商人よろしく駆け引きの呼吸を整えながら、おおげさに手を左右に振った。
「いえいえ、税ではありません。あるものを買っていただくのです」
バーガン・ルシフルの興味深げな視線が注がれる。俺は、話から置き去りにされているココアを振りかえり、一拍置いてからゆっくりと口を開いた。
「売りだすのは、領主が独占していた『許可を受ける権利』です。いままでは漁をするにしても、街で商売をするにしても、塩をつくるにしても、すべて領主の許可が必要でした。俺はそれらの許可をあらかじめ売ること、つまり、独占権を売って『冒険者ギルド』の運営資金にあてるつもりです。
漁をする権利は『漁師ギルド』、街で商売する権利は『商人ギルド』などなど。ギルドに加入するための権利を『株』と呼ぶことにしますが、この株を一度買えば、他人に売り渡すこともできるようにします。つまり、家や船と同じように資産となるわけです。資産の価値が目減りすることがないように、株は同じ株を持つ人々の総意がなければ新たに増やすことができないこととし、同じ株を持つもの同士が集まって多数決で『ギルド』を運営してもらいます」
ピロピロリン♪ とバーガン・ルシフルから愛憎度が上昇する音が鳴り響いた。
「素晴らしいぞ! 勇者カガト」
これは中世ヨーロッパの職業ギルドの発想だ。領主の権限が強いときには実行できないが、いまのベルゼブル家にこれに代わるアイデアはない。事前にルルイエ・スニークスネーク大臣に相談し、王国の法律に抵触しないことは確認済みだ。
「どうだ、我輩のルシフル家の家宰とならないか。貴様ならば、我輩の右腕たるにふさわしい! ほれ、『赤パンツ』をくれてやる!」
バーガン・ルシフルがいつかの
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『パンツ党の赤パンツ』
最高級の
赤パンツは、白パンツ、黒パンツに指令を与えることができ、幹部の証となる。
【タイプ】 プリーフ
【防御力】 3(F級)
【効 果】 スキル「パンツ党員幹部の
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俺はギリッと奥歯を鳴らしつつも、嫌悪感を抑えて赤パンツをつかんだ。
「ルシフル卿の申し出はありがたいのですが、俺は何者にも仕えるつもりはありません。ただ、愛するパンツのために生きたいのです!」
そう。愛する婚約者たち、セシア、ネネ、ユズハ、スクルドのパンツを脱がせ、パンツと共に中身を愛するために生きるのだ!
ピロピロリン♪ とバーガン・ルシフルの愛憎度が激しく上昇し、
「その
あいかわらずわけがわからないが、階段を踏み鳴らして降りてきたバーガン・ルシフルの分厚い手が俺の両手を包みこみ、激しく上下に振られた。
「勇者カガトが推挙するならば、そこの飽食な女にも白パンツをくれてやろう! これでアザミの総督も我がパンツ党の党員だ。他から干渉があるようであれば、我輩の名にかけて打ち払おうぞ。冒険者ギルドが機能するまでの繋ぎとして、パンツァーグリフォンも貸してやろう。
我輩はすべてのパンツの味方だからな!!」
仁王立ちし、黄金のパンツを前にせりだすようにポージングを決める。
身体中の毛穴から嫌な汗が噴きだし、倦怠感が全身を覆うが、とにもかくにもこれで最初の関門であるアザミの統治問題は片がついた。次は人魚族の竜宮城へと乗りこみ、ナイラとのいさかいを手打ちにすること。そして「水の精霊石」を手に入れること。
単純な冒険からは遠のきつつあるが、俺は人魚たちの肢体に再びまみえることを夢想し、周囲を埋めつくすパンツ男たちの悪夢を耐えぬいたのであった。
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