第26話
最近疲れてるのかも知れない、と思うことが増えましてね。というか、小説を書くことに疲れちゃった。なんでだろうね。
無名無題、ご覧の通りの有様なのですけれど。誰も小説なんか読みに来ないしね。それでも別に良かったし、そんなん昔からだから気にしたこともなかったのですけれど。
最近なんだか、妙に小説書くのに気負うようになっちゃった。どうしたのかしら? 何かを期待してるのかしら? みたいなね。お恥ずかしい話です。
私には昔から小説しかなくて、小説を手放しちゃったら本当に、何ものでもない。伽藍ですらなくなって無名の誰かになってしまうのですけれど。
その小説すら私にとっては一方通行の片思いでしかなくて、結果なんて出ないし、よしんば結果が出たところで続けることなんかできない。最初から判ってる。
結果を出したいのか? その問いに私は答えられない。結果を出したい出したくない以前に、私は結果なんて出ないっていう厳然たる事実だけがあるものだから。
小説すら書けない私に、生きている意味なんてあるのかって思うよ。小説も書けない、仕事もできない私に、生きる意味はあるのかと。
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