四神

燈想

基本設定

四神とは


四神… 中国の神話、天の四方の方角を司る霊獣である。四獣(しじゅう)、四象(ししょう)ともいう。


東の青竜(せいりゅう)・南の朱雀(すざく)・西の白虎(びゃっこ)・北の玄武(げんぶ)である。(Wikipediaより引用)


古くから代々妖との均衡を保ってきた『四神』四家の故郷が一夜にして地獄と化した。

人々が自我を失い、次々と消滅し、村も火の海に包まれた。

そんな中、命からがら生き残った四神を継ぐ四人の若者たちは、

十年の時を経て再び集結し、未だ続く神隠しの調査に乗り出したが、手がかりが少なく状況は一向に動かない。


そんな中、やがて四神の始祖となる青年『南 青龍』と謎の少年『犀河 丙』が、平安から時空を飛ばされ現れ、十年前の事件は大きく動き出す。



東雲龍愛しののめ りゅあ

17歳

主人公。サバサバした性格

クールに見えるが表情は比較的豊かな方。

家事全般が得意。

武器は赤い刃の刀。母親が使っていたもの

幼い頃から人間離れした剣の才能はあったもののその能力を村人に恐れられた過去がある。



東雲朱雀しののめ すざく

17歳

龍愛の双子の兄であり東雲家の後継者である

短気で手が出やすいが正義感が強く、妹の龍愛に対して家族を超えた感情を抱いている。

武器は東雲家が代々受け継ぐ刀。戦闘力は高くその自覚もあり、相手にも臆せず切り込んでいく。



北野玄武きたの げんぶ

19歳

龍愛、朱雀の幼馴染みの青年。

武器は御札で、念を込めて炎を操る。

従兄弟の白虎とは幼い頃から行動を共にするほど仲が良く、会話、戦闘共に息の合ったコンビネーションを披露する。

明るくムードメーカー的な存在



西原白虎にしはら びゃっこ

23歳

玄武の従兄弟で西原家当主。現在の四神では最年長であり、龍愛たちの兄のような存在。

切れ長の瞳に長い銀髪、長身、低く通る声と冷ややかな外見の美青年だが、彼自身はその見た目に反してかなりの天然で口調も緩く、場を和ませる癒し系である。

西原家に伝わる日本刀を二刀流で使用する。戦闘中も落ち着いた物腰と緩い口調は変わらない。



南青龍みなみ せいりゅう

18歳

この物語のもう一人の主人公。

平安時代から丙に巻き込まれる形で神隠しに遭いやってきた雅楽寮で働く青年。

霊感があり、戦闘力や体力も高く、足場の悪い高所へも軽々と登ることが出来る。

自身の置かれた環境から、周囲の人間を信じることが出来ない



犀河丙さいかわ ひのえ

16歳

青龍とともに神隠しに遭いやってきた少年。

少女のような可憐さと、非常に純粋な心を持っている。

自分の名前以外のほぼ全ての生い立ちに関する記憶が欠落している。



叢雲むらくも

推定20歳

十年前の事件を引き起こした張本人であり、非常に強い怨念と力を持った怨霊。

妖たちを呪うことで使役し、村から生き延びた住人や龍愛たちを狙った神隠しを引き起こしている。

使役された妖たちは二度と自我を取り戻すことが出来ず、能力が真逆の方向へ作用してしまう者もいる。



恋歌れんか

叢雲の姉。

すでに他界しており、叢雲の見せる夢や丙の周りに幻として現れる。

桜の花と生き物を愛する純粋で心の優しい女性

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