第10話 見えない今後

 本日も無為に一日が過ぎていく。そして大雪である。大雪とはいえ、数年に一度積もるか積もらないか程度の西日本基準での大雪である。にしても、今後どうしたものか。朝、母親から電話があり、このまま行けば老後の年金などがもらえなくなるだろうから考えろ、とのこと。正直、そうなる場合は、東南アジアへの出稼ぎも考えているので、とか言って適当に撒いた。うむ、微妙である。


 しかし、どうしたものか。スポンサー様への相談してみたところ、来年も受けたまえ、そして合格れ、みたいな感じであり、奨学金は4月からも降って来るとのこと。ぐぬぬ、どうすれば良いのだ。


 才能もない自分が学んだところで、と本気で思うが、しかし、しかし、しかし。環境があったところで出来るのか問題というのもある。ということで、外は暗くなり一日が終わろうとしている。

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