第6話 ビビはご機嫌


バシャバシャバシャ っと、雨が降ってきて


ピカ! っと、光ったと思ったら


ドッカーーーーン!!! と、雷が落ちた。



リンリンリンリン 小さな鈴が鳴り響いて


トントントントン っと、ビビが階段を駆け上ってくる。


怖くて背中の毛を逆立てたビビは


旦那の勉強しているテーブルの下に逃げ込んだ。


すると 大きな手が下りてきて


ワシャワシャワシャ っと、ビビの全身を撫でまくる。


それだけで ビビはもうご機嫌。


なんにも怖くなくなったビビは また寝直しに姿を消した。



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