第3話 俺、バルス カミサマ降臨
本日、花の金曜日で飲み屋街が一番賑わう日で
キラキラと輝くネオンを背に、あっちにフラッこっちにヨロッな酔っぱらった男二人組が出来上がった状態で歩いていた。
「良男氏、うぃーは美人に巨乳にロリボインちゃん達に囲まれてた眼福であったぞ。あんな飲み屋があったとは僕もまだまだでしたよーぉ」
「鳴海氏ッいいだろぉッ、俺のチョイスするお店はどれも女の子が一級品だかんな!」
「良男氏一の押し娘が何より、注文するたびにあのバインッバインのパイオツが制服から見えそうで見えないあのチラリズッッッッゥーーー―。何度もドリンクの注文をしてしまう魔力」
「バインッボインッで酒がススムススムッ!!!!」
「ただ・・・、1つ欠点がある」
そう・・
「「タイム制( ー`дー´)キリッ」」
2人は顔を合わせ真顔で口を揃えて真剣に答えた。
「あそこは、楽園だ。だが2時間で6千円にドリンクは飲み放題なのはいいんだがフードが高い」
酔っ払いながらTL警備する鳴海が良男に
「あーわかる、そこが残念なポイントだよなぁ。良男氏宅で飲み直せないかぁ?」
「おおいに構わんッ!!本日カァちゃん不在のため、プロジェクターの使用権を許可するッ!7.1chでまみるるとにゃんチャミッ❤シリーズのお宝シーンと俺達の教本アニメ``チェリオ-俺たち童貞で何が悪い-"一挙放映しつつ秘蔵泡盛と芋焼酎を開け日本各地から取り寄せたおつまみが入ったオツマミ庫の開放!」
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおr(ry」
鳴海の歓喜の雄叫びは並木通りに響き騒音とかした。
「我ら童貞の神棚に捧げる。
「良男氏、コンビニは並木通りからは、最近ウワサになってる大きい公園を通るルートしかないべ?危なくないかぁ?」
鳴海は、スマホで
「ソレよりも!俺らで捕まえてさヒーローになっちまわねぇかwwwww」
えーっって僕は死にたくないから遠慮しておくよと鳴海は言った。
「はぁ・・、コンビニ行くには公園ルートが近道だし行くしか無いなぁ」
この時、鳴海は良男がズッタズッタに刺される姿を目撃するとは思ってなかった。
「うわぁ―・・・、暗いな。ハム男とヒョロ男ならどっち狙われやすいと思う?俺ならハム男な俺だなぁ」
(やっぱ、ビビってるじゃんコイツ)
苦笑いしてる横で鳴海も同じくと答えた。
「良男氏はとことん走るのが遅いからソレが致命傷になりご臨終、僕は走るのは得意じゃないが逃げきれる自信はある」
(フッわりぃが、もしも切り裂きジャックに遭遇したら
お前が犠牲になり僕が逃げ切る作戦を実行させていただく、可愛い妹たちを残して俺は死ねない、幼女は
鳴海が卑怯なコトを考えてる間、暗い公園内を進む2人。
「なぁ、なんか生臭くねぇか?」
「気のせいじゃねぇ?ううっ寒いぃー、良男氏悪いが便所によらせてくれねぇか?」
「そこの茂みで、用を足してくればいいじゃねぇかー」
「断る、目の前に公衆便所があるのに茂みでぽ●ちんを出してキジ撃ちなんて許せん」
もしも切り裂きジャックに自分のぽ●ちん見られるのが嫌なだけだ。と鳴海が心のなかで呟いた。
「早く出てきてくれよお、丑三つ時で外ボッチとかマジ勘弁してくれよぉ・・」
俺は、仕方がなく、行ってこいよと伝えたもののなかなか出てこない・・・
一向に出てこない・・・・
「いつまで入ってんじゃぁあああああああああ(((# ゚Д゚怒)))」
オラ、怒ったぞ!
「うっぷ、うぶうるうえぇええええええ。。。。オエウェーーーーー。」
鳴海は個室で絶賛オエー鳥来鳥中だった llllllorz
ドア越しに、水を・・・水を所望す・・・る・・と
ボソボソと鳴海がゆったのが聞こえた。
「はい、はい水ですね。お題は120万円いただきまーす」
冗談よせ、早く・・水を・・・ウップ・・(死
「わぁーーかったよ、戻るまで全部きれいに吐き出しておけよ」
良男は公衆便所を背にしぶしぶ自販機に水を買うことに、
本当に、勘弁してくれ。と思った彼だったが
まさか自分が、この先体験したこともない出来事に合うとは思いもよらない。
ミネラルウォーターを買えたのは良かった。
だが俺は、鳴海のところに戻る途中に見てしまった。
まじかよ
薄暗い街灯の下だったが遠目で分かった。
公園に隣接しているコインパーキングに、
通り魔らしき人怪しい2人組が淡々ともう亡くなっているであろう、男から服や指輪などの装飾品まですべてを剥ぎ取り素っ裸にしている姿を見てしまった。
嘘・・だろ・・・
んな、バカな・・・ハハッハ・・・・。(苦笑
選択肢は2つ
【そっと静かに去る】
【通報して勇者となる】
どうする!?俺ッ!!
関わりたくない、関わりたくない(((((;」゜゜」)))))
とりあえず気づかれないように、そっとその場を離れよう・・・・
《 3!2!1!わーーぁいい!まみるるきゅんきゅいん!らぶりぃードッキュンキュン❤にゃんチャミと君で魔法のワールドへトッキューレッツゴー 》
俺、死亡フラグ確定
大音量でまみるるとにゃんチャミッ❤テーマソングが流れた。
鳴海からの電話に出つつ
今までに無い猛ダッシュでとにかく走った
「もっしもーし、鳴海復活☆水マダー?なぁ良男氏今ドコー?」
この状況を知らない、空気の読めない鳴海の電話にそんなことはどうでもいいッ!!
「っはぁ、はあはあ・・・、俺みちまっ
―ザシュー
ぐぁっ!!
ーグサッー
グッハ ッあぁぁぁあああああああ!!!
」
「おいおい、脅かしてるつもりかよー??」
まさか、と思いつつ鳴海は苦笑いした。
「あ、「に、げ ろ・・・・ 俺のっ、 お 宝 す b て お 前ッ 託 た・・ そ と、 なるッみ かのっじょと おしあ せに な 」
とぎれとぎれに苦しそうな声で、これまで集めてきたお宝を託したと伝え
ドスンっ! と倒れる音ともに通話が途切れた。
なぜ、良男が教えてもないのに僕がリア充だと知っているのか謎だった。
ソレよりも・・・・・
「へ・・・・?まじかよ・・・!? リアル110番ッ!!!!」
意識が朦朧と消えゆく、良男
ああぁ、きれいなお姉さんに童貞卒業させてもらってから死にたかったなぁ
〘いやー、実にもったいない。うんもったいない。君のようなチェリーで社畜キメて趣味を極めてる人間が死んじゃうのはもったいない。〙
ははっ、死ぬ直前ってやっぱし幻聴とか聞こえるんだな。
〘おい、おい、おい。幻聴じゃないさー、最近の若い人間は神様も信じてないのかぁー、あー残念だ。コレだからこの監視管理業務は好きじゃないわぁー、おじさん泣いちゃうね〙
おっさん、カミサマなのかw
〘おうよ!おらぁカミサマさ! 1つ聞く青年よ、お前さん人生やり直してみないか?〙
できるものなら、やり直したいぜ
〘おーし、決定。そだな、お前さんの秘蔵レアエロ同人本全てと交換なw〙
そんなもんで良いのか?
〘お前さんの所蔵してる昨今ギャルゲとエロゲ全部くれるんだったら、さらなるオプションもつけてやろう。うむおらぁやさしいカミサマだ!〙
なら、MMORPGみたいな世界で俺がヒーローになれてハーレムな世界だな。
〘簡単じゃ、簡単じゃ♪今用意すっから待っておれ。時に変なことを聞くがお前さんが働いてた会社のゲーム良作ばかりじゃのぉ、いま開発中のネトゲも期待しておってなぁー〙
ほぉ、オッサンよくしってるなwまぁもう関わるコトはないな・・・。
〘それは、本当に残念なことだ、こうしよう お前さんにサポートキャラをつけてやろう出血大サービスぅ〙
なら、現段階で出来上がってるキャラでもいいのか?
〘もちろんもちろん!どんな子が希望なのかな?〙
ロリゲーの巨塔
ぎゅっ❤としてあにたん!のアイヴィス・チコを・・・・
〘良いチョイスだの!よかろう!特殊能力は
そりゃあ、ありがてぇ。
〘それじゃあ、青年の
暗い世界にいたような気がしたが、いきなり青空が目の前に飛び込んできた?
いや、俺の今・・・・
ゴフッッ!!!!!
水の中!!?
キェエエエエエエエエエエエエエエエ!!息苦しいいいいいいいい!!!!!
俺ッ頑張れ水面に上がるんだ!!!
水面にあがって
一番目に見た景色は、
青々と茂った森に
巨乳ロリ娘が立っている景色だった。
(おっといけない、いけない殺人通り魔の処分しなければ、、やいやい
今の御時世に手書き書類とかあってないねぇ・・ )
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下界総合監視管理部
【神界行き総合管理部宛】
不運になくなってしまった青年と金持ちリーマンの処置完了
ともに、希望するリライフにセット完了以後、要経過観察保護有り
【神界行き罪人専門死神派遣部門宛】
本日付けで、新たに2名リストアップ
なお、この2名は度重ねて殺人強盗など行動あり、早期処分を所望
残り他40名経過観察後早期リストアップ後振り分けし閻魔大王へ引き渡し処分
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(やいやい、変な部署に飛ばされちまったっぜ・・
さて、ゲットしたお宝でも拝みますか・・) Tobecontinue・・・・・
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