カクヨム日記・読書日記(近過去の文学史)

tsutsumi

近過去の文学史(読書日記)

 近未来という言葉はよく聞くけど、近過去という言葉はあまり聞かない。村上春樹の小説とかイタリア語の文法解説で見たことがある程度だ。

 個人的には、なかなか便利な言葉なので、もっと使われてもいいような気がする。意味は単純に近未来の逆で「現在に近い過去」という意味だ。

 最近では世の中の移り変わりが激しくなり、バブル崩壊以降とか9.11以降とか比較的近い過去に時代の区切りがあることを表す言い方がある。見方によっては近い過去と現在の様子がまるきり違うように見えたり、本当に違ったりする場合があるのだろう。

 文学という言葉がいいかどうかわからないが、小説などの読まれ方・書かれ方に関しても、近過去(近い過去)と現在がどう違うのか考えてみるといろいろと面白いことがわかるかもしれない。

 そういったことについて考え、その結果を文章に著わしてみることにした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る