第五章:ジャンルに関する話

第62話:ジャンルは作者にとって必須ではない

 たまたま連続で、ジャンル関係の話題に関わったので、ジャンルの話を書いておきます。



 カクヨムのジャンルの話は、本作第16話から触れています。

 できたら、そちらを読んでから下記をお読みください。

 なぜなら、基本的な考え方は、その時から変わっておらず、ジャンルなんてコンテストと検索のためにある物だと思っています。


 「物語」というレベルを見た時に、ジャンルで区切ることに意味などないと思っています。

 「これはファンタジーです」と言ったら、ファンタジーになるわけではありません。


 これを極論的にいえば、作者が「ファンタジーを書こう」と決めること自体、ナンセンスと言えるかもしれません。


 ジャンルがアウトプットの時に必要な情報だとすれば、インプット時には不要だからです。

 もちろん、ベクトルを決めるという意味では、別に無意味ではないのですが、そこで区切るのはジャンルではなく、物語の性質だけなのではないでしょうか。


 ぶっちゃけ、作者にとってはジャンルなんて適当に決めればいいものなんです。

 あくまで作者にとってはですが、指針に過ぎないのですから。

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