第39話:ファーストフード化しないということ

 まさか、この第二部を読む人が10人以上いるとは思いませんでした(笑)。

 おもしろいのでしょうか?

 役に立ってんでしょうか?

 正直、不安です!

 これ、他のエッセイを見ていたら、言いたいことがいろいろと出てきてしまったので、本当に勢いに任せて書いているだけなんです。

 あまり本気にしないでくださいね(笑)。



 さて本題です。


 前回の内容を読んで、ほとんどの人は気がついたかもしれません。



> 受け入れる部分は、異世界、チート、ハーレム等の人気設定です。

> 受けいれない部分は、ファーストフード化された部分です。


 ファーストフード化しないってことは、フルコースってこと?

 すごく偉そうに書いてたが、これって結局は普通の小説のことでは?

 人気カテゴリーを普通に書くだけじゃないの?



 ……はい、正解です!(笑)


 一周まわって戻ってきました。

 たぶん、私の妥協点はこの辺りが限界だったのです。

 ファーストフード化はどうしても受け入れられませんでした。

 だって、ほとんどの作品でおもしろさを感じられなかったのですから。



 おいおい。

 それじゃ、何のための長い話だったんだよ!!

 フルコースを用意しても食べてもらえないんだろうが!

 牛丼定食ぐらいにしないとダメなんだろう!



 そうなんですよ。

 困りましたね。

 食べてもらえないなんて……。


 と、ここまで考えて、ふと一つの疑問がわきました。



 今のWebラノベファンは、本当にフルコースを食べないのでしょうか?



 ものすごく根本に戻ってしまったのです。

 いきなり、大前提を崩してしまいました。


 実際、かなりかるくはなっていますが、フルコースっぽい物も食べられていないわけではありません。

 才能ある面白い作品は、ちゃんと食べられています。

 私自身、最近はいろいろと読むのが面倒になっていますが、読まないわけではありません。


 そこで、ある仮説に達しました。


 要するに、どうやって食べさせるかなんだな……と。

 フルコースながら、フルコースらしさをださずに提供すればいいのではないかと考えたのです。


 それはつまり、調理方法とメニューの提供方法の問題でした。

 というわけで、やっと次に具体的な話です。

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