4人の自分
応対も時は金成
はじめに
私の名は「大島卓郎」。少し変わった人生を送りたいと子供の頃から考えていた。
自分が4人いると感じるのはどんな時だろう?
目の前に自分が3人いた時、しかしそんなことは有りえないことだ。
私は私だけであって他の誰でもない。しかし自分を入れて4人いるのはなぜだろう?
それは空想の中にいた別のところで活躍する3人の自分であった。
きっかけは年収を増やしてお金を稼げたらいいなと思ったことからだ。
最初はいい会社に入れればいいと思い、いい大学に入って就職活動を行い、
そして一流ならぬ二流大学に入学したのだ。
それが当たり前だと感じたのだ、その頃までは私は普通より少し変わった程度だ。
しかし社会に入り、年収と手取りが違うものと気づいたのだ。
イメージと違う、新卒手取りでいけば少なくとも年収300万はいけるのに
なんで200万も超えないのだろう?家賃、光熱費、携帯電話、ガソリン代。
納得がいかない。みんなどうやって生活をしているのだろう?
街ゆく人、テレビに出てインタビューに答えてる人。
政治も分からない、経済も分からない。ただその日が出勤だから行くだけなのか。
違う、そうではないだろう。私は思ったのだ。
私は絶対に年収を10倍にしたい。今300万なら3000万にすればいい。
そうすれば2000万は手元に入ってくるではないか。
お金に拘っているわけではない、しかしあればストレスを感じない。
何をしても気にしないレベルにまで稼げればいい、そして自分が何をしなくても稼げるぐらいまで稼げればいい。
自分が増えることはないだろう、でも世の中の年収1000万超えてる人は何をしているのだろうか?
同じ24時間なのに何が違うのだろうか、勉強時間だろうか?
世の中全然平等じゃない、このままではだめだ。私は決意した。
考え抜いて今の生活は窮屈ではないのだから、今の生活のまま収入を増やしてやろう。
私が休んでいる間に分身が稼いでくれればいいんだ。年収500万でも4人いれば2000万に達成できる。
まずは2人でいい。自分が二人になれば年収は2倍になるのだから。
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