シビアについて考える。

 レビューで『シビア』と言われて、個人的にビックリです。

 普段よりも甘めに読んでいるつもりなので。

 

 普段ならタイトル(キャッチコピーも)とあらすじだけで読むかを判断

(ほとんどの作品はここで脱落します)

 数話読んで、続きを読むか判断。

(ここでも脱落作品多数)

 その後も展開が面白いなら継続、面白くなくなったら切る。

 最新話まで読んで面白かったままなら、お気に入り登録。

 そのまま面白さが継続するなら、最終回までお付き合い。

 更新が数年停止していても、続きを待っている作品もあります。

 


 簡単に言うとこんな感じです。

 大賞予想では最初の作業は省いております。

 なので、普段より甘めの判断基準だと個人的には思っていました。


 うーん、皆様方も同じような感じだと思うんですけどねー。

 タイトルとあらすじで興味が湧かない作品を読むのかなぁ。

 あとは自分の好みのタグが記載されていれば読むかもしれませんね。

 無数の作品を判断するためには、その辺りしか根拠が無いと思うんですが。

 

 まあ、誰かに進められたり、知り合いだったら読むかもしれませんね。

 小生は『ネットぼっち』なのであまりそういうことはありません。

 そこが他の方々と違うのかもしれませんね。

 一人で『WEB作品のまとめ』とか読んで探してますよ。


 もし小生の判断が『シビア』だと感じるならば、それは小生が無数の作品を読んでいるからかもしれません。あまり読書をしない方からすれば、カクヨムにある多くの物語は目新しく、とても新鮮な作品でしょう。


 ですが、小生のようにあちこち漁っている『物語中毒者』には、『ある作品』を読んだとしてもそれと比較できる『別の作品』を思い出してしまうのです。


 これはミステリーなどでよくある現象で、『このトリックはあの作品と似てる』と理解できてしまうと、評価が下がってしまうことがあります。

 中には『パクリ』疑惑を持たれ、作品自体が評価されない場合もあります。


 そのため『ミステリー界』ではトリックが似ないように独自の設定を盛り込んだり、トリックが似たとしても評価されるように別な要素を前面に押し出すという努力がなされているようです。

 まあ、これは今回の話とはまったく関係ございません。

 


 話は戻しまして。 

『てけとー』に探して、『てけとー』に判断する。

 それが小生のカクヨムスタイルでございます。おぱ。


 それは現実の本屋でもあまり変わりません。

 むしろ金銭を払うだけ、より『シビア』な判断をします。

 WEBで無料なら読む作品も、現実でお金を出すなら話は別ということです。

 逆に言えば、WEB作品を読むときの判断は書店に並ぶ本よりも、ずっと優しい判断で読んでいるとも言えます。

 

 ちなみに今回最後まで読んだ作品は、書籍化される可能性を考えて、普段のWEB作品より『シビア』な判断をしていると思います。


 いちおう書籍化予定の大賞候補を予想する企画ですので、その辺りはご勘弁を。

 ちょっと気になる点があっても、普段なら面白かったなーで終わりなのです。

 今回はその作品が書籍化した場合、購入するかということまで考えました。

 ただ楽しむだけなら余計な要素なんですけどねー。まったく。



 レビューで悪意が感じられないとも書かれました。

 

 もちろん『悪意』はありません。

 ついでに『善意』もありません。

 あるのは『偏見』と『先入観』と『好み』ですね。

 えーと、わりと最悪な読者でございます(笑)


 プロの編集者ではないので、客観的な視点など持ち合わせておりません。

『小生にとって』その作品が面白かったか。

 本当にそれだけです。


 それ以外のことはあまり気にしません。

 他の方が読んで面白いかなんて知りませんよ。

 それは読者が、それぞれ自分で判断することでしょう。 


 小生の望みは単純明快。

 ただ自分が楽しみたいだけなのです。

 ただ自分が面白い作品を読みたいだけなのです。

 

 のでので、作者様にとってあまり良い読者ではございません。

 作者様が蹴ったボールを自分のモノにするのですから。

 的確な意見と共にボールを蹴り返すことなどしません。 


 返せーと言われても、小生逃げ出し、静かな湖畔で一人静かにボール遊び。

 それが楽しかったなら、記憶に残し、次のボールへすたこらさっさー。

 

 まさに悪魔の所業でしょう。

 お客様は神様ではなく、悪魔くんなのです(オチ)


<完>

 

  

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