SF総括(前編)

 いつも通りの奇襲作戦。

 んでんで、今回面白かった作品は、


『Eje(c)t』

『いもうと・いん・ぶらっく』

『銀河のウィケッドブラザーズ+1』

『死者、インゴルヌカにて【完結】』

『黄昏のブッシャリオン』

『変性意識上のアリア』

『Rust ~錆び逝く物語~』


 この七作品。

 通過数から考えると、ホラーより少ないですね。

 では、それぞれの感想をどうぞ。



『Eje(c)t』


 面白さにバラつきがあるが、最後まで読んで総合的に面白いと思った作品。

 主人公よりも女性陣の方が登場人物として好きである。

 今気付いたが、ちょっと『ペルソナ4』っぽい感じもありますね。

 続きを読んで見たいと思いました。



『いもうと・いん・ぶらっく』

 

 久しぶりに合ったギャグ小説。

 登場人物が活き活きとしていて好きである。

 一話目から理解できる主人公と妹の変人っぷり。

 突き抜けていて素晴らしいです(笑)


 妹二人が揃うと、パワーバランスが良くなり面白いなぁと思いました。



『銀河のウィケッドブラザーズ+1』


 初心者にお薦めできるスペースオペラ。

 短いながらも分かり易く、面白い。

 宇宙船が『あれ』なのはロマンである。

 

 これも続きが読んでみたい作品。



『死者、インゴルヌカにて【完結】』


 登場人物に感情移入できる良い作品。

 ただ『ゾンビ』を扱っているだけではなく、それらが世界にいることによって、何が起きているのか、ということをしっかりと描いている気がします。

 書籍化候補作だと思いました。

 


『黄昏のブッシャリオン』


 設定はぶっ飛んでいるが、中身はまともな作品。

 その設定が独自の世界観を築いているが、読む前に帰る人もいるような気がします。読めば面白い――と思う。たぶん。個人的には。


 突き抜けた鋭さは無いが、その分だけ読み易い作品。

 わりと広い読者様にお薦めできるかと思います。

 

  

『変性意識上のアリア』


 恐るべき作品。

 なぜこれが『カクヨム』にという戸惑いはある。

 この手の作品を前に読んだのが『ディスコ探偵水曜日』が最後だったと思う。

 あれよりもずっと理解し易いので、初心者にはお薦め。

 脳みそをシェイクしたい人向け。



『Rust ~錆び逝く物語~』


 二時間アニメ映画のような作品かなぁと思います。

 映像で見た方が面白いかもしれないけれど、小説でも十分面白いです。

 やはりクライマックスがきちんと盛り上がる作品は良いですね。


 

 えー、もっと書くことがあったような気がしますが、見事に忘れました(笑)

 感想は読んだ直後にまとめるべきですね。

 まあ、ネタバレするのも嫌なので、こんなもんで良いでしょう。

 では、次は大賞候補発表です。

 待たないでください。


<いろいろありました>

 

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