「彼方へ」

夏の空を見る度に思い出すあの日々

目を閉じても 瞼の裏に映し出された

同じ空の下 あの虹の彼方に

あなたは待っていてくれている気がして

また会いたくなって 心震わせて

また目を開いて 空を見上げてしまうんだ


溢れそうな想いも 張り裂けてしまいそうな心も

全て胸に抱いて

ただ 歩いていく 涙を堪えて

ただ 進んでいく 季節を越えて


同じ空の下 あの光が射した元に

あなたが待っていると思ってしまって

また会いたくなって 涙流して

また同じ様に 空を見上げてしまうんだ


溢れ出した想いも 張り裂けてしまった心も

いつか治まるよ

ただ 歩いていこう 悲しみ越えて

ただ 進んでいこう 地の果てまで

あなたが待っていなくても 歩いていこう

歩ける限り 進んでいこう そのまま ずっと

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る