57 さよならも言えずに

 逃げ、隙を見つけたら攻撃をたたき込み、再び距離を取る。

 その戦い方がいつまでも続くわけがなかった。いかに〈腕〉が肉体よりもずっと速く動けようとも、根本的な移動速度はフーラァタの方が遥かに速い。奴が少し本気で地面を蹴れば容易く僕との距離は縮まった。街道を横切ってもなお、フーラァタは標的を変えようとはしなかった。

 僕も戦い慣れてきてはいる。フーラァタの速度はもはや目で追いきれないほどではなく、攻撃は何度も当たった。骨が折れる音も耳にした。僕の攻撃は決して弱くない。一撃を食らい、動けなくなる敵は今まで何度も目にしてきた。

 けれど、樹木に叩き付けられたフーラァタは、そのたびに平気な顔で立ち上がった。痛みを感知するチャンネルが閉じられているかのように、僕の抵抗をにやにやと嘲笑して攻撃を再開してくる。


 全力を出していたはずだ。いや、はず、なんて断言を避けるべきではない。僕は全力で〈腕〉を振るっていた。

 だが、わずかに芯が外れているのか、それとも、人間が攻撃するタイミングそのものを熟知しているのか、フーラァタの動きが鈍くなる気配は一向になかった。傍目から見たら圧倒的に僕が有利に見えるかもしれないが、その実、追い詰められているのは僕だ。

 息が乱れる。心臓が胸の内側を叩く。フーラァタがゆらりと身体を揺さぶる。


 来るぞ、来るぞ、来るぞ――。

 身構えた瞬間、フーラァタは影となった。飛び上がり、木を蹴って、宙で方向を変える。ばじり、と雷撃の音が弾けた。

 ――何度この攻撃を仕掛けられただろうか。

 そのたびに圧力が増している気がする。

 そのたびに、精神が削られていく気がする。

 木の葉の擦れる音が間断なく続き、揺れる木が意識の焦点を拡散させる。

 気付いたときにはフーラァタが僕の懐にいた。乱暴な着地に土が跳ねる。


「うわぁああッ!」


 無我夢中で薙いだ〈腕〉は暴れ、地面にぶつかった。同時に僕の神経が脳に痛みを送る。視界の端にナイフに引き摺られて宙を滑る血が映った。飛び上がりざまに僕の肩を切りつけたフーラァタは頭上の枝を足場にして、僕を鷹のような目つきで睨んでいる。

 まずい――肉体的な反射に近い速度で、刻み込まれた魔法陣へとエネルギーを送る。火は突進するように落下してくるフーラァタの目前で弾けた。

 その隙を突き、僕は飛び退く。同時に〈腕〉をそれまでいた空間めがけて叩き付けた。

 ごき、と硬いものに――関節に当たる感触がした。横へと跳んだフーラァタを咄嗟に追撃するが、動きは素早く、捕らえることはできなかった。


「……オオ、痛エ」言いつつ、フーラァタは左肩を強く揺する。再び、ごき、と音が鳴った。骨折ではなく、脱臼だったらしく、奴は顔を顰めながらぶらぶらと腕を揺すった。「やっぱり何だか分かんねえなア、今の」


 話している余裕などない。


「答えなくてもいいけどよオ、でも、小細工の域だな。それで全部か? 全力か? あいつみたいに雷撃とかあると思ってたのに、お前には何もないんだなア。ただ、見えない何かで叩くだけだ」


 僕には、何もない。

 その言葉に心臓を鷲づかみにされた。

 僕はジオールのように優れた超能力を持っていない。

 得手不得手はあるが、超能力者と呼ばれる人間は複数の能力を有しているのが常だ。バルトもそうだ。あいつはサイコキネシス、サイコメトリー、その他にも人に自慢できる程度の力を持っていた。

 僕にあるのはサイコキネシスだけ。数えるのが許されるならば、譲り受けた火の魔法。

 それだけ。

 形状変化もうまくいかない。僕はこの戦いの間も、〈腕〉の形を変えようと試みていた。だが、実戦を経れば何かが変わる、なんてことはなかった。精神的な事柄ならまだしも、明確に形があるものがその程度で変化するわけがない。


 ……それでも構わないと思っていた。

 僕はジオールではない。バルトでも、あるいはこの世界の他の誰かでもない。ヤクバは言った。「この世界に一朝一夕で手に入れられる強さはない」。その通りだ。この世界に来てまだ数ヶ月、歯がゆいけれど、今の僕の存在価値には「強さ」という文字はなかった。

 でも、たとえ、強さがなくても、別の箇所で僕はみんなに受け入れられている。

 無理に何かになる必要はない。僕は、あらゆるものから自由だ。


 ――だが、どうだ。

 僕は知っている。フーラァタが全力を出していないことに、気がついている。目の前にいる狡猾な獣はそれが僕の精神を食い破るもっとも効果的な方法であると本能で理解しているかのように、手を抜いていた。

 少しずつ枷を緩め、最後には絶望的な力を見せつけて、失意の元に殺す。希望などないのだと教えるように。

 酒が飲めることがこの場で何の役に立つと言うのだろう。

 戦いはあらゆる人間性を剥奪し、根源的で単純極まりないものだけを表出させる。この場を支配しているのは紛れもない暴力だ。

 戦うのに、誰かを守るのに必要なのは力でしかない。


 目の前でゆらゆらと動いていたフーラァタの姿が消えた。

 微かに動いた影を捉え、左に飛ぶ奴に〈腕〉を振るうが、当たらない。上下左右、自由自在に動くフーラァタに狙いを定めることができず、〈腕〉は無様に揺れた。

 ずっ、と音がした。皮膚を伝わり、鼓膜まで届く。

 脇腹に刺さったナイフは、しかし、刃先を少し埋め込んだだけだった。痛みを堪え、身を捩り、蹴り飛ばそうとする。だが、僕の体術など簡単に見切られており、フーラァタは軽々と僕の足を肘で受け止め、さらにもう一度ナイフを突き出してきた。

 右の肩口に熱が充満する。刃先の数センチだけ突き刺さったナイフを払おうと腕を動かすが、それよりも速く、フーラァタはナイフを引いた。

 肉薄していた距離がわずかに広がる。それを見逃さず、〈腕〉を前へと押し出すと、今度は直撃した。押されたフーラァタの身体は糸で引かれるかのように奥へ飛んでいき、木にぶち当たって、止まった。


 攻撃が当たらないわけではない。それは分かっている。普通の人間なら気を失うほどのダメージも与えているはずだ。

 しかし、フーラァタは何事もなかったかのように立ち上がる。脳内麻薬か、それとも日常的に電撃を使っているせいでどこか重要な回路が途絶えているのか、一歩踏み出した奴の顔にはやはり、笑みが滲んでいた。

 何をしても意味がない――その絶望感に焦る。焦りが頭の中をぐちゃぐちゃにする。

 錯乱しかけた脳は身体に別々の命令を送った。ある筋肉に逃げろ、と呼びかけ、ある細胞に戦え、と叱咤する。僕の身体は何が正常な命令なのか、混乱し、耳を閉ざした。今、僕は息を吸っているのか、それとも吐いているのか? それすらも分からなかった。思考がぼやける。身体が動こうとしない。


「その顔だよ」


 耳元で歪んだ声が囁く。慌てて身を捩り、〈腕〉を払ったが、そこには何もなかった。フーラァタは一歩も移動していない。僕の恐怖が生み出した幻影だった。


「俺はなア、その顔が好きなんだ。弱い奴が怯えて、ぐちゃぐちゃになったその顔が」


 フーラァタが左へ移動する。二歩目で跳び上がり、木の幹を蹴って右へ、その軌道の先にある枝が揺れる。さらに上へ行ったところで、今度は急降下し、地面を走る。〈腕〉を出すが、直撃するよりも速く、フーラァタは跳躍している。動きを追うが、僕の意識が上に行くよりも先に、左へ移動している。移動したことを示すかのように枝がバネ仕掛けのように動いていた。

 距離が潰れる。飛び退くが、地面を蹴った右足の太腿の表面をナイフが撫でた。良く研がれた刃は滑らかに革のズボンを通り、皮膚を切り裂いて、肉に隙間を空けた。繋がっていた肉の間を埋めるように血液が流出する。

 また、傷をつけるだけの攻撃だ。

 フーラァタがナイフを入れているのは僕の自尊心だった。パルタやアシュタヤに離れるように告げた僕の意志、勇気へと、刃を深く突き刺している。

 時間を稼げているのは事実だ。だが、僕はその事実に目を向けることができない。いくら作戦は成功しているのだと言い聞かせても、恐怖と焦燥が目の前にある死を僕の中央に叩き付けてくる。


 ……死。ああ、死ぬのか。死ぬんだ。

 太腿の傷は筋肉の表面を微かに傷つけていたらしく、そこから力が抜け、膝が折れかける。流れ出る血液とともに、命とか、勇気とか、そういった僕を支える大事なものが身体の外へと出て行っている気がした。

 数メートル先で、フーラァタが噴き出す。


「情けねエなア、泣いてんのか? そんな顔するなよ、イキそうになる」


 倒錯した性的快感を感じてでもいるのだろうか、フーラァタの顔が歪んでいく。そのおぞましい愉悦に恐怖が弾けた。

 血ではない、透明な液体が頬を流れていることに気がつく。視界が滲む。膝が震える。

 ……だめだ、助けてくれ、誰か、誰か、お願いだから――

 ――衝撃が、傷ついた脇腹を突き抜けた。肋骨が折れる音が伝導する。内臓が揺れ動く。視界がずれる。傷を抉り込むように蹴られた僕は、無様に転がり、地面に投げ出された。呼吸が乱れ、喉で息をする。うつぶせになったまま、何とか立ち上がろうと腕に力を込めると、今度は顎が揺れた。蹴り上げられた顎に液状の針が染みこむ。脳が頭蓋骨の内側にぶつかる感触がした。身体が意志に反して横に半回転する。仰向けになった視界に僕を見下ろすフーラァタの姿が映った。


「ほら、逃げろよ。あいつを呼べ」


 ……ああ、そうか、こいつは僕を見ていないのだ。傷つけて、嬲って、そうすればジオールが来ると思っているに違いない。もう彼は別の世界へと戻ったというのに。僕を助けに来る人間などいないというのに。


「……おい、何、笑ってんだ?」


 笑っている? 僕が?

 そんなつもりはなかったけれど、身体が揺れているのは確かだった。苛立たしげな怒号が肌にぶつかる。しかし、僕の脳はその言葉を意味のあるものだとは受け取らなかった。

 仰向けになったまま、僕はフーラァタを見つめ続ける。

 ああ、冷たくて気持ちがいい……。

 湿った地面は冬の寒さが染みついていて、混乱する頭を冷やしていった。

 それを遮断するかのように、フーラァタが腕を振る。


 手のひらがなくなった。


「ああぁあああああッ!」


 肉体の反応に喉が締まる。右手の中央で痛覚が爆弾のように爆ぜた。

 手のひらにナイフが突き刺さっていた。骨を砕き、肉を貫通したナイフの柄に指が触れ、その冷たさが現実だと僕に知らせる。痛みに震えるたびに手の甲の骨にナイフと当たる感触が反響した。

 短剣が乱雑に引き抜かれ、肉の断面を擦られる。剥き出しになった神経がぞろりと舐め上げられ、痛みと熱をどろどろに溶かした液体が血管を逆流した。吐き気がこみ上げる。

 こんなに痛いと、人間は嘔吐するのか。

 喉元にせり上がる酸味に耐えきれず、僕は地面に頬をつけた。胃が締まり、食道が収縮する。押し出された吐瀉物が舌をなぞり、口の外に飛び出してべちゃっと地面を汚した。視界の端に手のひらがある。その中央には赤黒い穴が空いていて、力を込めても動くのは親指と小指だけだった。

 中間にある指は筋肉の細動でびくびくと震えている。そこに脳から肩を伝って送られた指示はなかった。違和感と空虚感があり、それらを痛覚が覆っている。


「何、笑ってんだ!」


 フーラァタの激昂とともに僕の身体が浮き上がる。襟元を掴まれて力尽くに吊り上げられた僕の正面に歪みきった奴の顔があった。やはり、焦点の合わない目だ。

 よく見ろよ。

 どうして、僕が笑えるんだ? こんな状況なんだぞ?

 霞む視界にフーラァタの憤怒が映る。まだ僕は笑っているらしい。

 自覚はなかったが、理由は分かった。

 滑稽だからだ。


「お前は」僕はゆっくりと言葉を紡ぐ。「電撃を使うよな」

「……アア?」


 揺さぶるなよ、喋りにくいじゃないか。


「お前、雷に……頭を、焼かれて、おかしくなったんじゃないか?」


 その瞬間、内臓に浮遊感が満ちた。僕の身体はぼろ人形のように飛び、木に叩き付けられる。

 ああ、距離が生まれた。

 全身に力を込める。立つことがこれほど辛いことだとは考えたこともなかった。だが、死の間際であると脳が覚悟を決めたのだろうか、不思議と頭が冴えていて、するすると口から言葉が漏れていった。


「さぞ、楽しかった、だろうね。これだけ時間をかけて嬲ってさ……そろそろ気付けよ、戦いの音がなくなってる。あっちは終わったんだ、ヤクバが、きっと勝った。今に僕の仲間が来る。お前はここで終わりだ。さっさと僕を殺してあっちへ向かえば分からなかったのに、そうしなかった。脳を、焼かれた、馬鹿め」


 ヤクバは勝った。そうに決まっている。彼が負けることなど想像がつかない。彼はあの広場に着くまで傷一つ作ることなく相手を倒していた。ましてや、あちらにはパルタとアシュタヤがいる。二人は協力して木々の間に潜んでいた敵を探し出し、排除しているはずだ。僕が心配することなど何もない。

〈腕〉を展開する。

 ……ああ。


 ああ、アシュタヤ、きみにさよならを言うことができなかった。温泉の湧く街でした約束も果たせそうにない。きみはこれから、どんな旅をするのだろう。それが幸せであることだけを願う。

 情けなかったかもしれない。でも、僕は最期まで戦う、戦うよ。

 僕は呆けているフーラァタめがけ、〈腕〉を薙ぎ払った。攻撃に気がつかない奴にまともに〈腕〉が直撃する。横に吹き飛んだフーラァタの身体が木々に打ち付けられ、崩れた。

 だが、彼はすぐさま立ち上がり、血を吐き捨てて、地面を蹴った。


「テメエ、殺す、殺す!」


 単純な奴め。絶対にお前はヤクバたちには敵わない。

 怒りに我を忘れたフーラァタの突進は極めて直線的で、攻撃を当てるのは容易かった。撥ねのけられたフーラァタの身体が地面に転がる。

 フェン、ごめん、もう少し強くなる時間があればこいつに勝てたかもしれない。あの日、あなたたちに会えたことは最高の幸運だった。

 カンパルツォさま、ウェンビアノさん、ごめんなさい、最期まで迷惑をかけ続けてしまった。僕は盾になれたのだろうか。

 土に汚れたフーラァタが前進を再開する。〈腕〉を突き出すが、今度は躱される。ああ、いや、違う、僕が外しただけだ。

 パルタさん、護衛として色々教えてくれたキーンさんとロディさん、すみません、後はよろしくお願いします。

 ベルメイアさま、申し訳ありません、結局、物語を最後まで語ってあげることができなかった。


 フーラァタが肉薄する。〈腕〉を動かすが、もう遅い。首を掴まれた僕は抵抗することもできず、地面に叩き付けられた。

 ヤクバ、楽しかった。きみのおかげでずいぶんと大変な目に遭ったけれど、思い返しただけで笑いが溢れそうになる。

 セイク、ありがとう。僕はセイクに大事なことを教えてもらった。きみがいなかったら僕は自分を掴むことができなかっただろう。

 ここで僕の旅は終わる。たった二ヶ月半だったけど、生きている実感があった。元の世界では得ることができなかった幸せがあった。もし、生まれ変わりがあるのだとしたら、またこの世界に生まれたい。

 頭上でナイフが煌めく。首を押さえつけられているせいで呼吸がうまくいかない。


「楽には殺さねエよ」


 まだ、そんなことを言っているのか。

 落胆する僕の頬を、ナイフが串刺しにする。横に突かれたナイフは左頬を突き破り、右の頬まで達した。舌に鉄の味と硬さが触れた。引き抜かれ、血が喉に降ってくる。


「次は利き腕かなア」


 嗜虐心を露わにしたフーラァタは僕の首から手を離した。空気が血とともに気道に入り込み、咽せる。口から吐き出した血がフーラァタの顔にべっとりと付着するが、奴がそれを意に介した様子はなかった。

 左手に持ち替えられたナイフが右肩を、深く、貫く。

 ぶつり、と音が聞こえた。神経が切断されたのか、肩から先の感覚が消えた。動かそうとするが、僕の腕は死んだみたいに動かない。脳から発せられた指令が肩の傷口に充満して、拡散している。

 ああ、もう右腕はくっついているだけだ。何かを持つことも、書くことも、アシュタヤの手を握ることもできない。

 一つ、腕を失った。

 手のひらにナイフを突き立てられたときと同じ違和感が巨大なものになって肩から広がる。喉へと進んでくるナイフの動きがスローになる。

 ――ああ、そうだ、レクシナ……きみとの会話を思い出す。


「〈腕〉っていうくらいなんだからさ、動かしたのがよかったんじゃない?」

「そんな、まさか」

「だってさあ、?」


 ――きみの言うとおりだった。腕が三本あるのは不自然なんだ。

 拡散していた信号が収束を始める。一本の〈糸〉となった信号は僕の肩甲骨の後方十六センチメートルにある幽界認識器官へと繋がる。

 幻聴に違いないが、何かがかちりとはまる音が聞こえた。

 笑いが漏れる。

 そんなことで、変わるのか。確かにヤクバの忠告通りだ。一朝一夕で強くなる術があるならば、大事なものと引き替えになるらしい。

 僕は今、右腕を失った。


 ――ずっと、小さな疑問があった。

 どうして僕の幽界認識器官は身体の外にあるのか、と。ジオールも、バルトも、アシュタヤも、身体から〈糸〉が伸びていた。どうして僕だけが、僕の〈腕〉だけが身体の外側にあるのか。

 答えは単純だった。

 右腕があったせいだ。僕の、肉体という器は小さく、幽界認識器官がそこに入り込めなかったのだ。

 それが、今、空いた。

 肩甲骨の後方にあった器官が〈糸〉に引っ張られ、肩の内部へと癒着する。

 違和感は消えていた。

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