第7話

..『【で,おれが現実にやったか。どうかは別の問題だおいといて..】』


...やったっていってたじゃないですか...!


..『【この情報を提供したかったんだ】。』


..『ふむ,『ウェンディゴ』..』


..『【からだ】と言う者には,【魔力】がある』


..『ああ』とオスは言った。


..『【これを,公表したかったんだが,どうも上手くいかなくってな...】』


..『....』


..『【それで秘密裏にながすしかなくなった】』


..『そうか』

..

で?とうながした。

..『本題は』?


『【我々が扱っている薬学治療...これの裏には『ウェンディゴ』と言う魔物がいるそうなんだ】』


..『首のない魔物..』


『【薬学の王様と呼べるポジションに居る人間が居るんだが,その人間と逢ったら『ウェンディゴ』のはなしをしていたよ】』


..『【ウェンディゴは神だ】と言っていた...』


『それで,からだと言う『生物』(いきもの)が居るという事を,念頭に,【出版物を試みた】。』


...すると,『からだ』に『意志』が『ある』と言う部分を【金輪際】剥ぎ取られたのだよ。


..『これは薬学会に大きな『被害をもたらす』!と呻いて(うめいて)居る人間が,【この世に沢山居ると言う訳だ】』


..『からだ』にまつわる事が,薬学会に被害に...?


『からだ』


..『では』,その物を見せてもらえるかな?


...そこには,こう書いてあった 。


..『『からだ』は,筋肉組織だけの魔物...薬物で言いなりになる事が決め手となるが,【その顔は意思をもち】,【脳をも操作する】』


...からだが,脳を『操作する』...?



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