第16話

...『近況報告です』。

. .『奴らの弟子によって【『イモリ』が一人ぶっつぶされたようです】』


..『何ィ!どうやって. . .!』


..『男』はうろたえた。


...『はい。なんでも【氷の手】とか『骨の手』と言った『話術』を講じて居るそうです』


...『氷の手か!』骨の手!...そこまで辿り着いたのか!..ウウム,イルミナティよ。これは魔術だ。たんなの言葉ではなく,武術とも言えるな...。とてもじゃないがこれまでのごまかしきかしたような策術ではとうてい追えまい...なんとするか。...おまえの命も危ないぞ。...イルミナティ...


どうしてそこまで辿り着かせてしまったのだ。!

『イルミナティ』よ!


..『申し訳ありませぬ。『男』さま』..


..『魔術...そんなにすごいのですか。『男』さま。その『手』といゆのは』


..『ううむ!『イモリ』が役に立たないとなると,あちらの優勢になるかも知れぬぞ。『イモリ』はこれから惨敗して行くだろうが,別の手を講じるのだ』



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100人の極道『イモリ』編 芝野太郎 @8913

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