No.2097.ぽろるもの

なんで こんなに 毎日 忙しいのだろうか

誰が こんな風にしたんだろう

自分の 夢って奴を 考える

そんな隙間さえ 手に取れず 過ぎていく年月


小さい頃は 無邪気に 無慈悲に

蜻蛉の翅 むしりとってた

どれだけの 命を 粗末に 扱ったのだろうか

そうやって 大切さを 学んだのだろうか


存外 簡単にぽろるもの

今日も何処かで 消えてる灯火

波打つ空 その下にいるのは 同じなのにね


Outside Surprisingly Overseas

Only uncertain things stand out

That's true


ほんと しんみり していた みったくない恰好

なんか どうでも良くなってきてるな

どうせ しみったれた人生

いつも後悔さえ 手に取れず 過ぎていく年月


幼い時に 無造作に 無節操に

綺麗な花 ちぎりもいで

いくつもの 美しさ 粗雑に散らかし放題

なんらかの 糧となり 積み重ねてこれたのか


存外 簡単にぽろるもの

今日も何処かで 消えてる灯火

波打つ空 その下にいるのは 同じなのにね

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