No.2050.プラチナ 耀く君

プラチナ 耀く君

僕には 眩しすぎる

真っ直ぐどころか

斜めに見ることも出来ない


ただ 逃げ惑うだけ

ただ 隠れてるだけ


見つめる勇気さえも 湧いてこない

見初める気概さえも 覚束ない


なんで そんなに眩しいの

どうして そこまで輝くの


常に最先端を造り上げていく

流行先取りファッションセンス

誰にも思いつかない

誰もがひれ伏していた


進化適応していく

凄い速度と密度で


プラチナ 耀く君

美しく 揺らめいてる

生真面目な表情

直視する勇気なんてない


ただ 見つめてるだけ

ただ 悶えてるだけ


液晶の中の君

プラチナ 耀く君

今日も 笑顔が素敵だね

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