No.2049.じっと見続けていた

gleam 集まり twinkle 妖精の翅

煌めき 輝き 僕を癒してくれた


深々と突き刺さった 鎗の穴

だらだらと溢れだす 体液と血液

失われていく体温 朦朧していく意識


死を意識して 生を諦め始めた

烙印に抗う 気力さえ削がれた


death 常に側を歩いている

life ふとした事で刈り取られる


そんなのを 幾度も眺めてきた

見たくもないのに 見せられてきた


命なんてものは 呆気なくて

簡単に あっさりと刈り取られる


目の前で毟られる wing

どうする事も 出来なかった

それだけだ それだけ


痛い cry ズキズキ fly

体じゃない 痛いのは心


gleam 集まり twinkle 妖精の翅

煌めき 輝き 僕を癒してくれた


なのに だけど 見殺した

何一つ 反応出来ず

じっと ただ じっと 見続けていた

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