No.2042.びしょ濡れる四番目と五番目

二重にしている敷布団 一番下は 六つ折りタイプ

定期的に四番目と五番目が びしょ濡れる

床にも上にしいてるのも 被害なし

原因が さっぱり 皆目 わからない


誰かに寄り添う事もないだろう

そう考えていたのに

なんだろうこの気持ち


うまく言葉には出来ない

どこかフワフワしてる

理解できない想い アフレル


一人だからどうでもいいか

そう考えていたんだけど

こんな絆が育つとはね


二重にしている敷布団 一番下は 六つ折りタイプ

定期的に四番目と五番目が びしょ濡れる

場所を移動して 干してはいる

けど いつまで 続ければいい


二人で笑いホホエミあう日々

まさか こんな日が

訪れるなんてね


見つめてみれば

視線をわざとそらして

恥ずかしいんだろうか

うまく表す事の出来ない想い アフレル


びしょ濡れる四番目と五番目

そんなの もうどうでもいいや

今は君とのこの時間を楽しもう

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