No.2025.habitus
不満そうな顔の君は また僕を 睨んでいる
何かした記憶なんて全然ないんだけど
きっと知らぬ間に 何かしでかしたのかも
思ってみたところで わからない
どうすれば いいのだろうか
意識しているわけじゃない
本当 そうなんだけど
無意識に 一挙手一投足を 気にしてる
降り続く 雪の中 一人 考えてみるけど
どれだけ 体が凍えても
答えなんて 出るわけもないのにね
愛及屋鳥なんて四字熟語もあったっけな
深い付き合いが あるわけでもないし
彼氏がいても おかしくないよね
でも 本当に この高鳴りは amour なのか
もし 笑えない こんな僕でも
だけど 有り得ない 有り得るわけがない
憎しみとも違うような 君の視線の意味は何
どうにかして真意を知りたいけども
答えてもらえるわけもないか
口下手が極まっている僕は言葉を選べない
幻滅してるだろ うざったいんだろうね
うまい言い回しなんて出て来るわけないし
女の子と話すのが苦手なわけでもない
そんなはずは なかったのに
気にしたいつもり なんてない
なのに チラチラしている
無理やりに押し込め始めているのだろうか
降り積もる雪は とても 冷たいんだよ
どれだけ 心が凍えても
答えなんて 出るわけもないのにね
諦める事に慣れてしまった僕は
きっと この先も 前に進む事 なんてない
今更 どうでも いい事だろうな
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