No.1648.3-すれ違い掛け違い行き違い-

窓に見える微かな光浴びて

シルエットが影になった

頷いた君の頬にそっと手を添えて

優しくなぞるように唇を重ねた


懐かしい思い出振り返るみたいに

微笑む君が何故か浮かんだ

未練がましいなんて思わないで


色褪せた記憶の中で踊る僕達は

いつしかつないだ手を離してしまい

すれ違い掛け違い行き違い


月の光に反射する唇

愁いを帯びた瞳

微笑む君の手をとり寄り添った

苦しくならないように抱き合い


輝かしい栄光は嘘の世界

驚く僕は何処に行くんだ

胡散臭いなんて感じないで


色褪せた記憶の中で踊る僕達は

いつしか繋いだ手を離してしまい

すれ違い掛け違い行き違い

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