No.1634.滅茶苦茶な透明感が支配する夜

滅茶苦茶な透明感が支配する夜

ナルシストみたいな感情には

とてもじゃないがなれない


寛大な心で構えても実際はかなり矮小なり

連鎖的恋愛にも取り残され

置いていかれたリアリズム

能力が軒並み削げ落ちてバランスが飽和していきました


気付きが足りない耳たこな程言われたって

そう簡単には身に付かない

コーヒー片手にしんみり行こうか


滅茶苦茶な透明感が支配する夜

エゴイストのような遠吠えなんて

吐き出す事は出来ないよ


抑揚のない声でがなりたてられても困るし

閉鎖的抑圧に晒されて

被爆したバイオリズム

詭弁が巡り巡って身にふりかかった火の粉


思いが消えない傷痛む位感じても

きっといつまでも薄れてゆく

コーヒー片手にしんみりいこうか

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