No.1617.沸き上がる醜悪なる希望

絶え間なくにじり寄って来るやるせなさ

味わうのは苦しさばかり


俺様をよく知るおまえさんも

ほんとは寂しくて悲しいんだろうな


ビシッとのりのきいたスーツ着込んでも

中身がらんどうのすっからかん

救いようのない視点定まらない赤茶けた瞳

渇望から絶望が別れて

醜悪なる希望が湧きます


果てしなく歩み寄って来る狂おしさ

感じるのは厳しさだらけ


この声を全く知らない夜も

実際 切なくてやるせないんだ


パリッと噛み砕いたから突き刺さった

外身ばかりのはりぼてボディ

救いようのない視点定まらない赤茶けた瞳

渇望から絶望が別れて

醜悪なる希望湧きます

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