No.1570.弾けて跳んだ

平行線を辿る貴方と私のやり取り

始まりは激しく夜も激しく

壷の中は温かく艶かしい

いつしか躯だけ先走って

置き去りの魂の拠り所


完璧を求めるあまり

押し付けあう表裏一体の憎しみ


いつまでこんな事繰り返す

妥協したいのに

許さない我が内面

そして何かが弾けて跳んだ


直覚的にまじわるアイツとジブンのまじわり

後始末はやりきれなく陰湿

だけど求めてしまうものか


どこまで体に感じてゆく

塞ぎこむ不埒なる妄想


完璧を求めるあまり

押し付けあう表裏一体の憎しみ


いつまでこんな事繰り返す

妥協したいのに

許さない我が内面

そして何かが弾けて跳んだ

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