No.1505.温めあって温いまま夢みよう
僕の膝の上で気持ちよさげに眠るおまえ
心の底では誰かの帰りを待っている
二人抱き合って布団に包まって
ひねた話しぶりも
ほんとは気持ちの裏腹
冷える事ない温度
激しく脈打つ心臓
静かな瞳で見つめてよ
アスファルトが雪に埋もれて
徐々に消えていく
冬はもう目前
温めあって温いまま夢みよう
人ごみの中 出会ったのはきっと偶然じゃない
こんなにも逢いたくて寂しくてね
たまらなくどうしようもなく寒い
温度を感じてね
肌と肌触れ合わせてね
消える事ない愛情
とめどなくあふれる桜色
燃え行く指先重ねてよ
アスファルトが雪に埋もれて
徐々に消えていく
冬はもう目前
温めあって温いまま夢みよう
君と二人だけ温いまま夢みよう
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