No.1107.突きっぱなしの煙草をもみ消した

ロックグラスに注いだビール飲み干して

今日一日の事考える

不完全な出来上がりじゃ認められない


隣に座ったあいつ

なんだかやけに気になるし

嫉妬 裏切り 罠

気になりだしたら 止まらない

この街は眠れないから

cry moon なんてありゃしない


突きっぱなしの煙草をもみ消した


大なり小なり毎日どこかでおっぱじめる戦争

勝ったり負けたりで

繰り返される血と肉と磨り減る精神


あくびがやけに増えた

いつまで吐き気が続くのか

悪寒 眩暈と熱

感じはじめりゃ きついもん


魂も癒されないで

love time あるわきゃないぜ


また 突きっぱなしの煙草をもみ消した

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