No.1105.白内障

ストレスに彩られ

疲れの一つもとれやしない

ふしだらな妄想に惑わされ

目覚めた気もしない


曇りだした窓 気温はきっと絶対零度


誰か一人の温もりを求めている

夜空の澄んだ星の如く 煌きたい


すれ違いだらけのやりとり

辿り着く先にあるのは 芯から熱くなる極寒

濁りだした瞳の 焦点は歪みだし

get a cataract in the soul


ピストルに撃ちぬかれ

風穴のあいた elemental


法外な欲望に取り込まれ

わかるわけもない


痺れだした指 究極的には傷つけあう

どんな望みも敵わない世界


真昼の病んだ砂漠すら 止められない

すれ違いだらけのやりとり

辿り着く先にあるのは 芯から熱くなる極寒

勘違いばかりの語り合い

超えた後に残るのは 闇へと届く自分自身


すれ違いだらけのやりとり

辿り着く先にあるのは 芯から熱くなる極寒


濁りだした瞳の焦点は何も無し

get a cataract in the soul

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