No.107.amoeba

感覚が突き抜ける 白い稲妻が突き抜ける

緩やかなざわめきが 大きな衝撃に

変わると何を思い 何を考えるのだろうか


愛するものとしか 快楽に溺れぬ者

誰とでも 繋がる者 人それぞれで

それでも 愛の形は一つしかないって

いいきれるのか いいきれないのか


孤独も悲しみも淋しさも嬉しさも

多種多様な責めぎ合いは果てしなく続く

事実と真実は必ずしも同じではない


とりあえず 暗がりで唇を重ねた

そう 重ねた 幾度も幾度も

好きなのか 嫌いなのか わからないまま

純な若者の消えた世代

混沌とした 恋

栄える事のない まとまる事のない

形のない

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