第4話 桃太郎

 犬と猿を連れたインコ太郎が道を歩いていると、目の前にキジが現れました。

「インコ太郎さん、インコ太郎さん、お腰につけた黍団子、一つ私にくださいな」

「そのう炎になるから駄目です」

 インコ太郎はたいそう賢いインコでしたとさ。

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