第7話 オタク

高校生の時と言えば、自分のオタク度が加速した時期でもあったと思う。


いまさらかも知れないが、わたしはオタクだ。

現在進行形。

深夜アニメを見るし、アニメの聖地巡礼をするし、某アイドルアニメのコミュニティに積極的に参加するし、好きな某声優のライブに行ったりもする。

前に行った、西武ドームや東京ドームでのライブはすごく燃えたし、熱くなれたなぁ...。

これで誰が好きなのか、特定されるかもしれないけど。

閑話休題。


さて、オタクだと名乗ると、ときどき「何がキッカケでオタクになったの?」と訊かれる。

もし、あなたがオタクだったなら、身に覚えがあるだろう。

かくいうわたしはと言うと...特にない 笑

子供がアニメを見るという習慣があるというのは、よくある話だろう。

自分がオタクになったは、その子供がアニメを見るという習慣をそのまま引き続けてしまった、その結果だ。


小学生、中学生とアニメを見続けていたが...自分のオタク歴のカウントは、中学1年の時に某オタクアニメに心酔したため、13歳からとしている。

どう心酔したかというと、アニメキャラに本気で恋をしていたのだ。

そのオタクアニメは宇宙戦艦が出てくるものだったが、その宇宙戦艦のオペレーターであった幼い少女に本気で恋をしていたのだ。

幼い少女の、宇宙戦艦のオペレーター...と言えば、どのアニメかお分かりいただけるだろう 笑


何度も、その少女との日々を妄想していた...まさに、キモいオタクだった。

いや、キモいのは今も変わっていない気もする 笑

ただ、当時は自分がキモいオタクであることに対し自己嫌悪というか、キモいオタクであることを認めたくなかったというか...そんな気持ちがあった。


今では、オタクであることを誰にでも話せるようになった。

そのキッカケはなにかと言われれば、まさしくこのあと話す内容に関わってくる。

ともあれ、昔と今では、そんな違いはある。


また、それまで設定とかあまり気にせずアニメを見ていたのだが、中学生のその時期から設定を意識して見るようになったのも大きい。

武装の名前の意味は?

ストーリーのフラグはどこにあった?

あの時のあのネタはそんな意味があったのか...などなど。

そんなふうに、中学生で本格的にオタクの道を歩み始めたわたしは、高校生でそのオタク度を加速させた。

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