勇者だけどニートですが何か?
愛姫
第1章:勇者だけどニートなんです
「またやってるの?リオ。」
私はPCでオンラインゲームを楽しんでいる彼…勇者リオハルトを見て言った。
「くっそぉ〜!あともう少しでダンジョンのボスに勝てたのになー! ちくしょう! 」
そういって彼が荒くキーボードを叩いてる姿を見て私ははぁっと深いため息をつく。
彼がここに来てもう二週間くらい経つというのに未だに働く気がない…いや、訂正しよう。
全くないの間違いだよね。
「お前なぁ、少しはありがたいと思え。あの伝説の勇者がお前ん家にいて魔王から守ってやってるんだぞ。」
ふふんっと誇らしげにドヤ顔をする彼を見てまたひとつため息が出て行った。
「ここは日本、あなた達がいた世界じゃないんだからモンスターとか魔王とかいません。」
実は彼…いや彼らはゲームの世界からこの現実世界に来たんだという。
本当のことなのかなって私も最初疑ってたんだけど彼らは本当にこちらの世界に来てしまったみたい。
彼らが来たのは今から二週間前のことだった。
勇者だけどニートですが何か? 愛姫 @aihime
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。勇者だけどニートですが何か?の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます