第42話 その他設定と登場人物
【悪魔について】
悪魔とは、長年、魔力に侵された生物や物質が至る状態のことである。
魔力とは、人々の負の心から生み出され、いたるところに蔓延している。
悪魔とはいわば、魔力をため込む風船の外側の部分である。
魔力を持った悪魔は魔術を行使して自分の欲望を満たす。
悪魔は不死であり、体を粉々にされても復活する。
100年間強大な悪魔が封印されてしまっていたためカルデラ国の悪魔に対する認識はおとぎ話の中だけの存在になってしまっている。
【白い剣について】
キロが持っている剣
悪魔に唯一対抗できる武器、悪魔は使用できない。
白い剣で悪魔に傷をつけると傷口から白い剣が魔力を吸収する
魔力を抜かれた悪魔はしぼんだ風船のように弱体化して、
新たに魔力を吸収して復活するまで、活動できなくなる。
吸収した魔力は、白い剣を通して使用者の心臓に蓄積され、使用者の寿命を1年程度に縮める。
アーシェのように稀に魔力に適合して自身の体を悪魔に変質させるケースがある。
【黒い本】
魔女モールスの記した悪魔に関する文献
その悪魔が近づくとそのページが開く
【キロ=エバンス】
ジーメス村の孤児院出身
院長のマクセルから『自分の利益のために生きる』という理念を教え込まれる。
10歳でカルデラの士官学校に入れられ、兵士長から神剣アーシェ卿の剣術を習う。剣術の腕のみ同期の中でも上位に入る。
食堂のミリアに憧れている。
【アーシェ=グラフェン】
母を早くに亡くし、幼いころは自身も病気がちだった。
高い薬を買ってきて看病してくれる父ヘルツに恩返ししたいと考えていた。
10歳でカルデラの士官学校に入り、城の剣術大会で優勝してからは軍事面で大きく活躍して”神剣アーシェ卿”と呼ばれカルデラ国の市民から絶大な支持を得る。
口を開けば父ヘルツのことばかり話す極度のファザコンであったが、周りからは親孝行という好意的な解釈をされていた。
【使い魔】
アーシェが北の神殿で見つけて使役した下級悪魔
12匹の悪魔を倒すまで主従関係の魔術が解けないように首輪がはめられている。
キロと13匹の悪魔 @haidoroponnpu
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