バズるWeb小説は「ツナギ」が肝要。

いやー。伸びない。私の書いてる小説のPVが、だ。もちろん、PV至上主義者ではない。なんなら「解る人だけ読んでね」くらいの上から目線のスタンスだ。


しかし。しかしである。やはり「読まれたい!」という根本欲求には勝てないのである。創作者たるもの。


そこでだ。「カクヨムで良く読まれてるWeb小説ってやつを分析しようではないか」のモードに。ま、以前からやってる試みではあるし、「カクヨムガチじゃん」のテーマでもあったのですが。ただ、最近はしていなかったゆえ。。。


結論からいうと、正直中身がめっちゃ素晴らしいというわけではない(あくまで僕ジャッジ)けれど、「ツナギ」が上手いのが多いなあと。


まず「引き」となるシーンを入れ込む。それらを「ツナグ」文章が上手なのだ。これは僕的には、アメリカドラマ「ブレイキング・バッド」に近い。


ブレイキング・バッドはまあバズったので、ご存じの方も多いと思う。私も仕事柄「まあ、流行ってるし観とかなあ」くらいのテンションで視聴し、まあそないに面白くはなかった。


が、しかし。次から次に展開があるので、続きを観てしまうようにできている。つまり「引きのシーン」の合間の「ツナギ」が秀逸なのだ。


なので皆さん。もし、カクヨムでバズりたいなら「ツナギ」が肝要です。


そして蛇足。


カクヨムで創作をしている人たちって、少なからず「人から読まれたい」とか「できれば書籍化されたらなあ」とかって思ってる方は多いと思います。私は現金な人間なので、書籍化とかよりも「読者からダイレクトで頂戴したい」と思うクチだが、それにしても、それでおまんまが多少食べれたらいいよねー、くらいには思っている。


だけど。本屋や図書館に行くと。もう、げんなりするくらい本が並んでいる。だいたい、日本で書籍化される数は1日200冊程度。シビアな「編集者」を一定以上満足させるクオリティーの書籍がそれだけ出版されていることに、げんなりするのだ。「こんな真っ赤な戦場で戦わなあかんのん?」と。ほんと、宝くじに当たるようなものだなあと。


しかし。宝くじよりは、創作の場合「足掻くこと」が少しは意味を持つ。


足掻きましょう!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る