CVとかとの親和性高いはずだけど「逆かしら?」的考察。

 コンバージョン(CV)とか、ネット界隈ではコスり倒された言葉ではございますが、一応説明すると「ゴール地点」みたいな感じで使われております。たとえば商品を売ってるECサイトなら「実際に物が売れて、販売した」のがCVになります。まあ最近では売れた後、「リピーターになってくれることがゴール地点」にしている会社もあるとは思いますが。


 ま、何にせよネット界隈には「CV」という重要な指標があり、そのコンバージョン率のことをコンバージョンレート(CVR)といって、重視しているわけです。CVRについて先程の例えを用いて説明すると「PVに対して、実際に購入してくれた人の割合はどのくらいか?」ってなります。「1クリックいくら」で広告を打ってるところが多いので、CVRが悪いってなると戦略の見直しとかをしなきゃあなりません。


 で、カクヨムですよ。無料の媒体なんで、CVをどこに置くかにもよるんですけど。こうしたネット界隈の知見を持った人たちって、世の中めっちゃ多いわけで、そうした、技を駆使してみんなやってんのかな?と思ってたら、あんましそこ、ゴリゴリやってる人って少なくて。純粋に創作を楽しんでる人たちが多いんだなっていう所感なんです、長年カクヨムをやっていて。ただ、上位に検索されるためのアルゴリズムやカクヨム内SEOとかはこっそり使ってる人いそうですけどね笑


 で、そこを「純粋に創作を楽しんでる人たちが多い理由」を想像して思い至ったのが、「小説って、非効率の極み」なんですよねってこと。だって、結局のところ別に小説を読むことって、お金に直結したりしないし、書くこともそうだし。お金で考えるなら、普通に時給いくらのバイトをやってる方がよっぽど効率がいい。


 でもさ。その「無駄を愛する」ってところが、人間の本来の姿なんじゃないのか?って思うんです。無駄なものを省く、省くってしていったら、そこには人間性が無くなっていきますよね、と。


 なので、効率化はもうAIに任せちゃって、非生産的で非効率のことは人間が楽しみましょうよ、という。


 ちなみに、私的には、「PVは2だけど、応援コメント1」だとCVR50%ってなって「やったー!」となります。


 ──そんなことを、つらつら小説を用いて書いてる作品がこちらになります、

 https://kakuyomu.jp/works/1177354055103663570

 という宣伝でした笑。

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