ソラを駆ける戦姫

赤兎

第1話

「紅き戦姫」



2080年1月4日


火星オリンポス研究区

環境研究所2階


年が変わり皆正月に浮かれるべき日だ。

しかしココに居るものは誰一人として笑顔など浮かべては居なかった。


「さ、一世一代の大博打といきますか…」

そう呟く彼は東雲トウヤ16歳。

「おいお前、何をボソボソと言っている!?反乱でも企てるんじゃないか!?」

1人の軍人はトウヤに向かってそう言った。

「…反乱?そうだなぁ…出来るならもうやってるな。力があればお前らを追い出したいくらいだ」

トウヤは反抗的な口調で軍人にそう言った。

「なに?貴様、今自分の状況がわかって言ってるのか?この火星野郎が!」

軍人はそう強く言うとトウヤの顔を殴った。

「…弱いな。地球の軍人ってのはこんなに弱いのか?」

嘲笑いながらそう言うトウヤだが彼の口元からは血が流れていた。

「なにぃ?強がりを言えなくしてやるよ!このクソガキが!」

トウヤに激しい暴力の雨が襲った。

その暴力を受けるトウヤは別の所に視線を向けて居た。


(トウヤが頑張って注目を集めてくれてるんだから私も頑張らなきゃ)

彼女はユーナ・ラザフォード。トウヤの幼なじみだ。

ユーナは小さくトウヤにOKサインを送った。

トウヤはコレを待って居た。ニヤリと笑った。

「…ねぇ、オッさん合計何発俺を殴った?」

トウヤは殴って居た軍人の拳を掴みそう言った。

「なっ!?知るか!数えてなんてない!」

軍人はそう言った瞬間後ろから目隠しを掛けられた。

「ナイスだユーナ!さぁてオッさん。騒がない様に先ずはコイツだな!」

トウヤは素早く半立ちになり掴んでいる軍人の腕を上にあげ体制を崩した軍人の上に乗りマウントを取り口にハンカチを詰め込みそのまま立ち上がり軍人の腹にカカト落としを食らわせた。

軍人はそのまま気を失った。


「…とうやぁぁぁ、怖かったよぉぉぉ」

ユーナはそう言いながらトウヤに抱きついた。そんなユーナの頭を優しく撫でるトウヤ。

「よくやったよ、でもモタモタしてる時間は無いぞ。サッサと逃げないと。交代の奴が来るからさ」

トウヤはユーナの頭をぽんぽんと撫でながらそう言った。

「…うんっ、でもここからどこに行くっ?」

ユーナはそうトウヤに尋ねた。

「話はとりあえずココを出てから!行くぞ!」

トウヤは言うとユーナをお姫様抱っこし窓を開け飛び出した。

「えっ?えっ!?ちょっとぉぉぉぉ!?」

突然のトウヤの行動に驚いたユーナは大声で叫んだ。

トウヤの落下していく先には植え込みがあり下にはフカフカの腐葉土が敷かれていた。

トウヤは上手く着地しユーナを降ろした。

「ばかっ、騒いだら来ちまうだろ?まぁ良いや。ユーナは少しここで待ってて」

トウヤはそう言って正門に向かって走り出した。

「っ!?何だお前は!?」

正門前で門番をして居た軍人がトウヤに銃をつきつけながらそう言った。

「…何だお前ってテンプレ過ぎじゃね?」

トウヤはそう言うと全速力で軍人に駆け寄った。軍人は構えていた銃をトウヤの足元目掛け発砲。

しかしトウヤには当たらなかった。

「弱いって、足より胸狙った方がまだいーよ?」

トウヤはそう言うと軍人に強烈なアッパー。軍人は銃を手放し気絶した。

その銃を奪い去り目の前にあった目当ての品に駆け寄った。

装甲機【リヴイヴ】だ。

「さぁて!久々の装甲機だ!上げてこうか!!」

トウヤはそう言うと装甲機に乗り込み簡単に起動させて見せた。普通の学生には出来ないことだ。

「おい!装甲機が奪われたぞ!?お前降りろ!!」

軍人数人が叫び声を聞いて駆けつけてきた。

「嫌だね!お前らじゃロクに使えねーし!ココに3日も監禁されてやったんだ!これでチャラにしてやる!」

トウヤはそう言って装甲機を巧みに操り軍人数人を搭載されていた武装ユニット【ネットランチャー】を使い足止めしユーナの元へ向かった。

「トウヤ!?何で装甲機に乗ってるの!?」

ユーナは驚いてまた大声をあげた。

「だからあんまり大声出すなって!まぁもう見つかってるし変わらないけどさ。乗って!」

トウヤはユーナをコックピットに乗せた。

「これどうしたのよ!?a戦式の新型リヴイヴじゃない!」

ユーナは父親が民間軍事会社の社長と言うこともあり装甲機などそう言う類のモノの知識は強い。

「説明は後!飛ばすから捕まって!喋ると舌噛むよ!」

トウヤがそう言うとリヴイヴのバックパックは轟音をあげた。

「…っぅ!」

ユーナは身体に急にかかったGに驚きトウヤに抱きついた。

「大丈夫だよ。俺はウロボロス隊隊長の息子だぜ?安心して乗ってな!」

そう、トウヤの父親はユーナの父親が経営する民間軍事会社【White Wing】の特殊部隊ウロボロスの隊長だ。そして幼い頃から父親に訓練されている為その方面の身体能力、知識がとても強かった。

「わかったっ。ちゃんと守ってよねっ…」

ユーナはそう言うとトウヤにぎゅっと捕まった。

「とりあえずWhite Wingの会社に行っても彼処も連合の野郎共に制圧されてるだろうから裏ジオフロントに向かう」

トウヤの言う裏ジオフロントとは火星ジオフロント計画の際にWhite Wingが秘密裏に建造したジオフロント。通常のジオフロントからは一切入れない。トウヤの父親、東雲ゲンヤは何かあった時の為とそこをトウヤに教えていた。

「裏ジオフロント…そっか、彼処なら連合の人もわからないか…」

勿論の事ながらユーナも父親であるヴァニティア・ラザフォードから聞いて居て裏ジオフロントを知っていた。

「きっと親父とウロボロスの連中は今あの新しい装甲機とあのデカブツを守ってるだろうし」

そう、民間軍事会社White Wingは他社との協力の元に新型装甲機を開発して居た。コレを売りに地球や月、火星なんかで護衛任務をするつもりだった。

「トウヤっ、一つ訂正。あの子達は装甲機なんて時代遅れな名前じゃないの」

ユーナはそう言って訂正を唆した。

「そうだな、あいつらは機械の癖に生き物だしな。装甲機みたいなガラクタと同じにしちゃダメだな」

トウヤはどこか遠くを見つめながらそう言った。

「トウヤはあの子達と飛びたい?」

ユーナはそう尋ねた。

「そうだな飛べるなら飛んでみたい。でも1人でじゃない。ユーナと一緒に飛びたいんだ」

トウヤは少し照れた様にそう告げた。

「…そっか…そうだよねっ!大好きだよ、トウヤっ」

ユーナはそう言うとトウヤに抱きつき頬に軽くキスをした。

「うん、俺も…っ!?ユーナっ!ちゃんと掴まってて!」

トウヤは突然何かに気づきそう叫んだ。

「えっ!?どうしたの!?」

ユーナは言われた通りちゃんとつかまり説明を求めた。

「進行方向2km先に1機の装甲機…にしてはバカみたいに加速してる機体が…っ!?嘘だろ!?」

トウヤはレーダーを見ながら確認していると突如その機体はトウヤの乗るリヴイヴの前に現れた。

見慣れないフォルムに赤と黒の2色。

「なに…こんなの見た事ないよ?」

ユーナは少し怯えながらそう言った。

『みぃつけた!環境研究所にあった僕のお古を盗んだ悪い子達っ』

そう言うとトウヤ達より遥かに歳下であろう少年がオープンチャンネルで話しかけてきた。

「…お前、アクターか?その歳で装甲機に乗れるわけないもんな。そいつはなんだ?」

トウヤは詮索を始めた。アクターとは連合軍が密かに進めている人体実験から産まれた子供達。遺伝子を組み替えられ戦闘に特化した新人類とも言えよう。

『んーっ?そんなん見ればわかるっしょー!僕はアクターのディフィリィだよぉ!あとコイツね!ヴァラクーダ!装甲機の次を行く装甲機!攻殻機だよっ!とりあえず早くバトルしよ!バトル!』

少年は無邪気な表情をでそう言うとヴァラクーダはトウヤの乗るリヴイヴの頭部を掴んだ

「っ!?速いっ!ユーナっ!ココからならそう遠くはないから走って裏ジオフロントに!親父達に助けを求めてくれ!こいつは引き止めとく!」

トウヤはリヴイヴの右腕からナイフの様なモノを繰り出し自らの頭部を切り落とし距離を取った。

そしてコックピットを開けユーナを外に出した。

「絶対来るまで耐えてよっ!約束だからっ…!」

ユーナはそう言うと走り去って行った。

『んー?彼女さん?あっ!ヴァラクーダに勝てないって思って逃したんだ!いー判断だね!とりあえずおにいさんを殺したら追いかけて殺してあげるねっ!』

少年は先程の無邪気な笑顔とは違う悪意に満ちた表情を浮かべた。

「俺を殺す?ましてユーナを殺す?…クソガキが…。」

トウヤは怒りの感情を露わにした。

トウヤはリヴイヴの胸部アームをパージさせた。

『んーっ?火力の違いわかんなかったの?自殺願望でもあるの?まっ、いーや!』

ディフィリィの乗るヴァラクーダはまた一瞬の内にリヴイヴの前に来て胸部に一撃を入れようと振りかぶった。

「…甘いんだよ。弱い所狙えば必ず勝てるわけじゃない。機体の能力に頼り過ぎだ」

リヴイヴのバックパックが轟音を上げ機体は急上昇した。そのままバックパックを止めヴァラクーダの肩を掴みその勢いで脚部をヴァラクーダの胸部に当てた。

ヴァラクーダはそのまま体勢を崩し上にはリヴイヴがナイフをコックピットに向けて構えていた。

「…終わりだ。その機体から降りるなら見逃してやる。」

トウヤはそう告げる。

『…あはっ…はははははっ!!それで勝ったつもりぃ?言ったよね。攻殻機は装甲機を超えた最強のマシーンだってさ!』

ディフィリィがそう言うとトウヤの乗る装甲機の下に居た筈のヴァラクーダは居なくなっていた。

「なっ!?」

一瞬の出来事で何があったのか思考が追いつかなかった。

『ねぇ、おにいさんもアクターなの?ただの装甲機でヴァラクーダを相手にしてこれだけ持つなんて並みの人間じゃできないよ?』

ディフィリィがそう言うとトウヤの乗るリヴイヴの後ろにヴァラクーダが現れナイフでリヴイヴの脚部を切り落とした。

リヴイヴはそのままバランスを崩しヴァラクーダを見上げるような形で倒れた。

「…っ!!俺はアクターじゃねぇ!くそっ!」

トウヤはまたバックパックをブーストさせそのままヴァラクーダの脚部に突進。体勢を崩したヴァラクーダの倒れる位置を予測しリヴイヴの両手を上げヴァラクーダの両肩にナイフを差し込んだ。

『悪足掻きばっかしてえぇ!アクターじゃないなら死んじゃえ!これからは僕達アクターの時代なんだ!』

ヴァラクーダはまた突然姿を消した。だがトウヤはそれを狙っていた。

刺したナイフにはワイヤーをつけてあった。

またリヴイヴの上に現れたヴァラクーダだがリヴイヴがワイヤーを手繰り寄せるとヴァラクーダはまた体勢を崩した。

「コレで逃げられねぇぞ。後はオヤジ達が着くのをまつだけだ」

そう言い余裕を見せるトウヤだがワイヤーを掴むリヴイヴの腕部関節は異音を上げ今にも取れそうだった。リヴイヴとヴァラクーダでは力の差がかなり開いている。

『…ビックリしたなぁ…でもさぁ!!!』

ディフィリィがそう強く言い放つとその言葉に呼応するかの様にヴァラクーダは動き始め空高く上昇を始めた。

「っ!!自殺願望でもあるのかよ!?」

トウヤは予想しなかった出来事に焦った。

『このヴァラクーダは他の装甲機の20倍近く装甲が頑丈なんだよぉ?じゃ!行こうか!!ダァァァイブ!!!』

ディフィリィがそう言うとヴァラクーダはリヴイヴを下にする体制で急降下し始めた。

リヴイヴが体制を変えようとブースターを回してもヴァラクーダの急降下する力に何もできなかった。

「ちくしょう!動け!動けよ!」

トウヤは焦り、苛立っていた。

なす術は無くただ急降下するGを身体に感じるしかできなかった。

『さぁ!終わりだよぉぉ!!』

ヴァラクーダの急降下。地面まであと200mと言ったところだった。

(…クソッ、俺はこのまま死ぬのか?こんなところで?)

トウヤが死を悟りかけたその時だった。

突如にしてトウヤの乗るリヴイヴの急降下が止まった。

『…っ!?なんだよっ!?どこから現れたの!?』

ディフィリィがそう驚いていた。

トウヤの乗るリヴイヴは真っ赤な機体に抑えられて居た。

「間に合った!とうやぁぁぁ!」

真っ赤な機体のコックピットが開きユーナが手を振っていた。

「よくやった!いくぞ!」

トウヤはそう言うとリヴイヴの関節部のパーツを全てパージさせヴァラクーダから離れた。

そしてリヴイヴのコックピットから真っ赤な機体のコックピットに乗り移った。

「俺の戦姫…【真紅】!よろしくな!」

トウヤがそう言うとモニターには[こちらこそよろしく、マスタートウヤ]と表示された。

この機体は装甲機と言う現代の概念を根本から崩した機体「戦姫」機体のベースはナノブレイン装甲。そしてこの機体は生き物だった。機体にOSと呼ばれるものは積んでおらずメインシステムもない。全ての処理は自我を持ったナノブレインにより行われている。

「とうやっ!ゲンヤさんが早く終わらせて帰ってこい!これは命令だ!って言ってたよ!」

ユーナはサブコックピットからそう言った。この機体は2人での操縦も可能でパイロットのシンクロ率が高ければ高いほどナノブレインが感応し機体性能が上がる。

「親父の命令に逆らっちゃ死ぬより怖い事が待ってるからささっと終わらせる!アゲてこうか!」

トウヤのその言葉、気持に応えるように真紅のボディーは強い輝きを発した。

[マスターの熱い気持に私は答える。アゲてこうか。]

真紅のモニターにそう表示されていた。

「この子、トウヤの事が本当に好きだねっ。やきもち焼いちゃいそう!」

ユーナはそう言って悪戯っぽく笑った。

『なぁに人前でイチャイチャ惚気てるのさぁ!!!ココは戦場なんだよぉぉぉぉぉぉっ!!!!』

ディフィリィがそう叫びヴァラクーダは姿を消した。

「もうそれ見飽きたよ。終わらせる!輝き全てを照らし出せ真紅っ!!!!!」

トウヤがそう叫ぶと真紅は激しく輝きだし背後に突如として現れたヴァラクーダの動きが止まった。

『なんだよぉぉぉぉぉぉっ!?なんで動かないんだよぉぉぉぉぉっ!?』

ディフィリィは癇癪を起こしコックピットを激しく叩いていた。

「これでイケるっ!!!!!」

トウヤはそう言うと真紅の手が輝きだし光の剣が現れた。

「いっけえぇぇぇぇぇっ!!!トウヤぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ユーナがそう叫ぶとそれに応える様に光の剣は強い輝きを放った。

「チェックメイトっ!」

トウヤはそう言い光の剣を振るった。

『うわぁぁぁぁぁっ!!!!僕はアクターなのにぃぃぃぃ!!!!』

ディフィリィがそう叫ぶと同時にヴァラクーダは光の剣に裂かれ爆散した。

「真紅、お疲れ様。ありがとう」

トウヤはそう言ってコックピットを撫でた。

「とうや〜?私には?」

後ろのコックピットに乗るユーナが不満そうな顔を近ずけてきた。

「ユーナもお疲れ様。ホントありがとう」

トウヤはユーナのおでこにキスをした。

「えへへっ!うんっ!トウヤが無事でよかった!」

ユーナは満面の笑みを浮かべていた。

「さぁて早く親父のトコに行かないとな!」


そう言うと真紅は空を駆け始めた。







「ディフィリィは負けたか。流石はオーバーテクノロジーの産物と言ったところか。」

仮面をつけ豪勢なマントを羽織る男はそう言った。

「彼は所詮試作品のアクター。そしてあの攻殻機も試作品のディメンションドライブしか搭載してませんでしたからねぇ?当たり前の結果ですよ。」

白衣にメガネ、いかにも研究者な女性はそう言った。

「問題は攻殻機よりあの戦姫とやらの方が大きいっしょ?あの光は何?それにあの光の剣。」

大きな蛇のピアスと刺青が特徴的な男はそう言う。

「それはもうわかってますよぉ?ヴァラクーダが止まったのはナノブレインの発する侵食感応波によるもの。アレは《現代》の兵器なら全てを止められる。そして光の剣に関してはパイロットの想いをナノブレインが感応して具現化させるもの。パイロット次第じゃ最強の武器を作り出せますねぇ。それだけのLibido…欲望に近しい力の欲求がアレば、ですがね。」

淡々と説明をする研究者に対して不満そうな声を上げた者がいた。

「今のままでアレを倒せるんですか?あの民間企業はアレを数機保有している可能性が高いですし。我々にはまだブラックボックスがない。」

そう不満そうな発言をする袴姿の青年。

「祭はまだ始まってするいないさ。それに我々の攻殻機はまた次のフェーズに移行する事を総統は決められた。どうやらブラックボックスは爺様共が持っていた様だ。」

仮面の男はそう言うと部屋を出て行った。

「一応次はビットコントロールを搭載した試作機を出すからアクターの選別はお願いしますよぉ?」

研究者の女性はそう言って部屋を出て行った。

「次はビットコントロールねぇ…2人は必要か。」

ピアスの男はそう呟きながら部屋を後にした。

「民間企業White wing…東雲ゲンヤにヴァニティア・ラザフォードか…英雄達は何をするか…そしてその意志を受け継ぐ次世代の子らは何を成すか…僕はいつまで傍観者で居られるかな?」

微笑しながら袴姿の青年もまた部屋を後にした。

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