　この章では異世界での仕事となる職業と有用なスキルを考察してみました。

自分に合った職が目的達成への近道となるはずです。こちらの世界での経験を活かせる職を選ぶのも有利になるでしょう。

①勇者系統

　モンスター退治からおつかいまで依頼される全てをこなす。仕事が多岐にわたり危険を伴うことも多々あり、最終的には強大な敵との戦いが待っているかもしれない。また、勇者とは勇敢な者の総称であるので国家からの認定などが無い場合はタダのなんでも屋と同じです。

編集部オススメ度：☆☆

②魔法使い系統

　能力の付与や転生での覚醒でもない限り我々には向かない職業。こちらの世界から持ち込んだ道具を魔法と言い張るのが常套なので、異世界へ道具をたくさん持ち込めた場合は考えてもいいかもしれない。が、やっていることは魔法使いというより詐欺師かもしれない。魔巧技師を名乗ってこれは魔法道具（アーティファクト）だ！というパターンもある。

編集部オススメ度：☆

③商人系統

　いついかなる時も最強の職（クラス）で編集部のイチオシです。こちらの世界の道具にかなりの価値が付くことも多く、輸入できる状態ならば一瞬にして金と権力を手に入れることが出来るかもしれません。売るものが無くてもこちらの世界の知識やアイデアは必ずお金になります。後述する有用なスキルとも相性がいいのも◎。

編集部オススメ度：☆☆☆☆☆

④魔王系統

　異世界で人類の仇敵になる職業。だいたいの場合デフォルトで権力が付いてくる為、働きやすい環境であることが多い。しかし、なりたいと思ってなれる職業では無く悪行を重ねると退治されてしまう可能性が高いので、この職業についたら善行を重ねていこう。異性の勇者があらわれた場合ロマンスに陥ることもあり得るのでそのつもりでいきましょう！

編集部オススメ度：☆☆☆

⑤チーター系統

　異世界へ行った時の状況や環境、能力付加によりずるい力（チート能力）を手にした場合。手に入るのが強力な能力なことが多く、こちら側の世界の知識と組み合わせることで何でも出来ることが多いです。

　同じような能力者との戦いになることもありますが、能力対決というより知恵比べで勝負が決まる事がほとんどなのを憶えておきましょう。

編集部オススメ度：☆☆☆☆

　その他の職業につきましては、弊社刊『異世界ハローワーク職業コンプリートブックス』に詳細解説しておりますので是非、この機会にお買い求め頂き合わせて読んで頂くことを推奨いたします。