精神的な怖さもあり、霊的な怖さもあり、スプラッタ的な怖さもあり。ぬいぐるみの言葉はちょっとくすっとできるところもあり、よくばりな作品。
しがない小説書き。自サイトでは長編、短編、和風、洋風、はたまたアラビアン(?)と節操なく書き綴っている。
軽妙な語り口の味わい、悪夢の果てに着地する現実の匙加減に、平凡なホラーにおさまらないセンスを感じます。
降霊術である〝ひとりかくれんぼ〟をしようと思った小学生の少年アユムが、ゴミ捨て場で見つけたクマのぬいぐるみは、すでに霊に憑りつかれた《喋る人形》だった――。この喋るクマが、曲者です!前の持ち主…続きを読む
斬新な切り口に感心します。また怖い話が好きなのに怖がりの私にとって、この距離感は絶妙でした。親しめる異形という題材はどこか安心して読めます。しかし決してホラーとしての形は崩れていないため、その…続きを読む
大好物の後味悪い系です。
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