兄の女友達
初めまして! 私は斎藤由美。大学生です!
皆に分かりやすく言うところの、綴君の友達で同級生です!
趣味はお菓子作り! 実家のお菓子屋さんを手伝ってたら、興味がでちゃってそのまま趣味に。今では店に出すくらいの腕前になりました!
いづれは綴君と二人でお店を切り盛りなんてもいいな~……って、告白する勇気もないのに夢物語だよね。
それに私だけじゃ解決できない問題も残ってるし。
カランカランと音を鳴らし、店のドアが開く。
「いらっしゃいま――」
「こんちは~」
開けて入ってきたのは、眠気眼にボサッとした髪。それなのに整った顔立ちのお陰で、その全てがカバーされているのがなんとも言えない気持ちにさせられる。
「いらっしゃい、真澄ちゃん」
「いらっしゃりましたよ。由美ちゃ~ん」
佐藤真澄。綴君の妹で、私の苦手な女の子です。
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