第4話
東京に上京して入学式をして……
美容学校の先輩は凄く素敵な方がたくさんいた。
お洒落で可愛くてかっこよくて………
私はpunkな服が好きで東京に行ったら同じ趣味の友達ができると思ってた…
現実は同じ服の趣味の人がいなくて、コミュ障な私は友達がなかなか出来ず……
毎日取り敢えず愛想笑いで嫌われないように生きてた。
1ヶ月経って、学校が終わり帰ろうとした時
急に小さくてthe森ガールみたいな女の子が駆け寄ってきた。
「あんたのこと入学式からずっと可愛いって思ってたの!」
可愛いなんてそんな真面目に言われたことないし、この子の方が華奢で小さくて可愛くて……何言ってんだよって内心思ったけど
そんなことも言えないから取り敢えずその日も愛想笑いで
「ありがとう」
って言って帰る。
家に帰ってゲームして漫画読んで寝る。
幸せ。
買い物も1人で原宿、渋谷に繰り出した。
1人が好きなんだよね。
楽で。
渋谷の良く行くお洋服屋さんのスタッフさんと仲良くなりプライベートで遊ぶようになった。
東京に来て初めての友達。?
お兄ちゃんみたいな。
でも、これがまた負の連鎖になる。
次の日、学校でまたあの小さい女の子が駆け寄ってくる。
「昨日一緒にいた人って彼氏?」
すぐそうなる。それが凄く嫌い。
誰でもよくないか?
そんな親密な関係じゃないよね?私達。
結構あっさりな対応だったのにその子はめげずについてくる。
毎日毎日。
凄くフレンドリーで私とは真逆だった。
だけどね、なんだかんだ仲良くなった。
毎日一緒にいるようになった。
それから、急にクラスのみんなとも仲良くなれて友達もそこそこできた。
それから、毎日お店のスタッフさんと夜遊ぶようになって……
夜遊びを覚えた。
一緒に夜遊びしてても、セフレとかそうゆう中にはならなかった。
本当にお兄ちゃんみたいな。
でも、お兄ちゃんじゃなくなった。
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