第50☆「魔法民話」入門編

物語の31の機能。(プロップ:仏)


α、初めの状況を決定するプロローグ。(天地人、プロップは機能に換算してない)

β、家族の一員が家を留守にする(不在)

γ、主人公に対して、なにか禁止される(禁止)

δ、禁止が破られる(侵犯)

ε、敵が情報を求める(情報の要求)

*、敵は未来の犠牲者に関する情報を得る(情報の獲得)

η、敵は犠牲者を欺いて、彼、または彼の大切なものをうばおうとする(奸計)

θ、犠牲者は罠に落ち、心ならずも敵に優位を与えてしまう(犠牲者の協力)


A、敵は家族の一員に対して、なにか害を与える(加害行為)Or「なにか大切なものが足りない」

B、不幸に気づく。主人公にこの不幸の回復、救助が依頼されたり命令されたりする(救助の依頼・派遣)

C、主人公は加害行為を回復することを引き受けるか自発的に決意する(反撃の承諾)

D、主人公は魔法の手段を手に入れるための準備の試練を受ける(贈与者の最初の機能)

E、主人公は未来の贈与者の試練に応える(主人公の反応)

F、魔法の手段が主人公の手に入る(魔法の手段の譲渡)

G、主人公は、目指す目的の近くに到着する(もう一つの王国への移動)

H、主人公と敵は決められた戦いに入る(闘争)

I、敵は破れる(勝利)

J,主人公が傷、または印を受ける(烙印)

K、加害行為は回復される(回復)→ 主人公の帰還(帰還)

Pr、主人公は追跡される(追跡)

Rs、主人公は助かる(脱出)

O、主人公はこっそり自分の家、町に帰還する(気づかれずに到着)

L、偽の主人公が手柄を立てたのは自分だと言いだす(嘘の主張)

M、主人公に難題が課せられる(難題)

N、主人公が難題を解く(難題の解決)

Q、主人公が認知される(認知)

Ex、偽の主人公の正体が現れる(発覚)

T、主人公の変身(変身)

U、偽の主人公、または敵が罰せられる(処罰)

W、主人公は結婚するか、王位につく(結婚)

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