第10話 裏山ダンジョン

「王よ起きてください」

「ん~、あぁディーか。おはよう」


 目を覚ますと視界にディーの顔がアップで映り、ディー睫毛長いな、なんてどうでもいいことを思う。

 殺風景な王室で俺は間抜けな顔をしながら起き上がると、一緒にくっついて寝ていたオリオンがどさりと落ちた。

 でもそのまま寝ている。たくましい奴だ。


 ガラスもはいっていない部屋の窓にはいつのまにやらカーテンが取り付けられ、ディーはそれを勢いよくあける。


「ぐぉぉ溶ける」


 アンデッド族に日の光は有害だ。

 見ると地べたで丸まっているオリオンも小刻みにがくがくと震えている。こいつもアンデッド族のようだ。


「バカなこと言ってないで早く起きてください。食堂で皆待っていますので」

「食堂……」


 そうかバラン王の戦士達を吸収してウチ大きくなったんだっけ。

 俺が軽く顔を洗い、首に顔拭きようの布をかけて今まで使われていなかった食堂へと向かう。

 城の一階にある食堂は長机が縦に三つ並び、朝日が東側の窓からさしこむ日当たりの良い場所だ。

 今まで放置されていたが綺麗に片付けられ今日から使用することになったのだった。

 もう皆先に飯食ってるかなぁなんて思いながら食堂に入ると、全員姿勢を正した状態で着席し、俺の姿が見えるやいなや全員が立ち上がる。

 えっ、なにこれ?


「「「「おはようございます王様!!」」」」


 三十人越えの女性の声が食堂に響き渡る。


「お、おはよう」


 俺はそれに圧倒される。

 全員寝ぐせぐちゃぐちゃのシャツ一枚とかで来てるかと思いきや、全員革鎧のインナーに着替え、きちんと髪をとかし、身なりをしっかりと整えた姿だった。

 短パンでシャツ一枚なのは俺だけだった。


「と、とりあえず座れば……」


 俺がそう言うとザッザッと軍隊のような一部の乱れもなく全員が着席する。

 当然誰一人として食事に手をつけているものはいない。


「王よ、これこそがチャリオットの正しい姿ですぞ」


 なんかサイモンが尻尾を振りながら感動して泣いてた。

 俺は食堂の一番奥、一人用の席に座らされる。

 まぁ用意されている食事は皆のと同じなんですがね。


 俺が驚いていると、同じようにブラとパンツだけで寝ぐせボサボサでアホそうな顔した奴が入ってきた。


「なんじゃこりゃ!」


 俺もそう思った。

 オリオンは逃げ出した犬みたいに俺のもとに走ってくる。


「あいつらおかしいんじゃないのか、たかが朝飯に軍隊みたいになってんぞ」


 俺もそう思う。


 オリオンは自分の分の皿と椅子を持ってきて、無理やり俺と同じ机で食事をとろうとする。

 それを見たソフィーが、あっ、そんなことしていいんだと同じように皿と椅子を持ってくる。

 二人とも堅苦しい雰囲気に耐えられなかったようだ。


 遅れてディーが入ってくると、俺の隣に立つ。てかディー痴女山賊姿のままなんだけど、気に入ってるの? 見せたいの?


「全員王への感謝!!」

「本日も我らがありますは王のおかげ、この日生きられることを王に感謝いたします」


 なんて全員が手を組んで言い始めたので、さすがの俺も口をはさむ。


「いいからそんな感謝とか! 普通に食ってくれ!」


 感謝するなら近くの農家とサイモンに感謝してくれ。

 女の子たくさん連れて、米の無心にいったら俵ごとくれたわ。すげぇいい人だったけど、めちゃくちゃ目つきがやらしかった。エロ爺、俺が一人で行ったときは、冷たかったくせに。


「しかし王、これは忠誠心を上げ兵全員の意思を統一する行為ですので」

「いいから、そういう宗ではじまって教で終わりそうなこと! とりあえず感謝禁止! 普通に食え! どうせお前ら黙々と食うつもりだろうけど、食事時は私語オッケー好きにしろ! 最初の挨拶もなしでいい!」


 俺はわめくように早口で言ったがディーは納得していない様子だった。

 なんとか感謝はやめさせることに成功し、私語はボリュームを落としてならオッケーで決まった。

 だが最初の挨拶だけは撤回できなかった。


「うごごごご、まさか朝から王みたいなことすることになるとは」

「いや、お前王だから」

「そうですよ、主は言っております上下関係ははっきりさせよと」


 体育会系な主だなオイ。

 まぁそのうち慣れてきたら、マシになるだろ。


 朝食後ディーが俺に近づく。


「王よ、本日はいかがなさいましょう?」

「可愛い女の子何人かみつくろって、一緒に寝る」

「かしこまりました」


 ディーは真面目に頷いて人選を行おうとしている。


「ちょ、ごめん待って待って、嘘嘘冗談!」

「嘘ですか、あまりそういったお戯れは困ります」

「すみません、気をつけます」


 もしかしてディーってクソ真面目秘書タイプか。

 今までオリオンやサイモン、ソフィーのぬるぬるチャリオットでやってきたというのにディーが全てを取り仕切るギスギスチャリオットになろうとしている気がする。


「いかがなさいましょうか」

「えっと、とりあえずサイモン達と一緒に城の補修工事頼むよ。人員が足りないって言ってたし。何人かは夕食の調達に向かわせて。やり方は同じくサイモンに聞いて」

「かしこまりました」


 そう言うとディーは凄い勢いで班分けと役割分担、午前中のノルマを設定し、テキパキと指示を行っていく。

 少女戦士達もディーの手となり足となり、きびきびとした動きで城の補修や食材調達を行っていく。


「うわぁ、すげぇなコレ」

「咲、あたしこの空気苦手かも」

「私もです」


 ぬるぬるちゃんのオリオンとソフィーは真面目菌にやられたのかへろへろになっていた。


「王よ、お話が」

「俺からもある」


 ディーが俺に耳打ちする。


「では、お先にどうぞ」


 俺は堅苦しくかしこまるディーの目をしっかり見る。


「とりあえずその言葉遣いやめろ。もっとこうフランクにオリオンやソフィーみたいな感じで」

「ダメです。王の命とは言えきけません。私がそのような砕けた喋り方では他に示しがつきません」

「それだ。お前が固いと全員が固くなる。バラン王のところではそんな感じだったのかもしれないが、ウチにはウチの空気がある。郷に入れば郷に従え」


 当たり前だ、いくら社長がタメ口オッケーって言ってても部長がバリバリの敬語で喋ってたら下が敬語以外使うわけないのだ。


「そうですか……では」


 ディーは深く考え、納得はしてないが理解はしたという表情で。


「善処いたします」

「違う」

「善処……しよう」

「そう、あんまり初っ端から片肘はんなくていいから」

「了解しま……。わかった」


 ディーの返答に満足すると、今度は彼女が話す番だった。


「食料と資金が一週間以内に尽きようとしている。何か手を打つ必要がありま……あるのだが」

「知ってる」


 いきなり三十人以上増えたら、そりゃすぐ底をつくだろう。むしろ一週間ももつのか。いやディーのことから絶食とかしそうだな。

 俺はオリオンとソフィー、ディーの三人を連れて別室に向かう。


「さっき聞きそびれたんだけさ、なんでその格好なのディー?」


 山賊をやめたというのに彼女の格好は全身髑髏まみれで、大斧を背中に背負ったバーバリアンスタイルなんだが気に入っているの? 見せたいの?


「私がここにいるとバレたらドロテアの追手がくるかもしれない。しばらくはこの格好でいこうと思っている。それと私のスキル神鎧ヴァルハラと光剣ブリュンヒルデはあまりにも目立つスキルなので、ここぞと言うとき以外は使用しないつもりだが良いだろうか?」

「あぁなるほど、ドロテアのチャリオットがくるかもしれないしな」


 ドロテアの名前を聞いて乾のことが心配になった。あいつが契約したディー、全員偽物だったんだけど大丈夫だろうか?


「あのさラインハルト城でディーのスカウト合戦があったんだよ」

「聞いております、確か三人いたと」

「そう、それでさ、あれがディーの元仲間なのかって。一人は三メートルを超える大男、武器は斧。もう一人はゴロツキみたいな髪を逆立てた兄ちゃん。武器は多分ナイフかな。最後は女で金髪ツインテールで赤のルージュをしてた。武器は持ってなかったからわからなかったけど」


 俺が身振り手振りつきで説明すると、ディーは顎に手を当てて考える。


「知りませんね。私の部下ではない」

「マジか」

「はい、バラン王の部下にそんな大男はいなかったし、ナイフ使いの青年も。バラン王は身だしなみには厳しかったので髪を逆立てたり、ルージュを使用する部下は一人もいません」


 そうなってくるとますますきな臭くなってくるんだよな。せめてディーの部下ならそんな変な人間じゃないと思ったんだが。

 そこまで考えて、彼女の部下がディーの名を語ってスカウトになんか来ないなと朝食のことを思いだして、気づいた。


「何か気になる点でも?」

「いや、まぁ一つあるんだが杞憂に終わってくれるといいな」


 ディーと話しているとオリオンたちが早くしろと机を叩き始めたので、俺達も着席する。





「さて金を稼がなくてはならんのだが、なんかアイデアだせ」

「丸投げかよクソ王」

「主は言っております、テメーが考えろと」


 主言葉きつすぎでは?

 ポンコツ二人をほうっておいてディーが口を開く。


「ラインハルト城や、他の王に融資を願うと言うのは?」

「ウチくらい小さいとどこも相手にしてくんないのよね。逆にこの規模でEXが二人いるってのは異常なんだけどね」

「では手分けしてギルド依頼というのが一番報酬的には大きいですね」

「でもギルド依頼ってうまいこと条件にあうのがなかなかないのよね。ディーも戦ってわかったと思うがソフィーは戦闘経験がほとんどないし、ディーは簡単に動ける立場じゃない。そうなってくるとオリオンぐらいしか身動きとれないんだよ」


 最近実はEX持ってるより、HRやSとかいっぱい持ってる方が有利なのでは? と思ってきたのだった。

 典型的な強力すぎる駒を持て余している状態になっている。


「この城は敷地が広いので、農民や商人を誘致なさってはどうでしょうか? 私のお父様は土地転がしてるだけで儲けもんだわとおしゃってました」


 ソフィーの提案はもっとも王らしい金策方法だろう。領地の大きな王のほとんどが行っている政策であり、もっとも楽に稼げる方法だ。


「でもここには商業的にも農業的にもメリットになるところがないし、それも難しいですね」


 裏山は広いがモンスターが住み着いているし、どの町や城からも遠く商業拠点になる場所でもない。


「一度その裏山というのを見せてもらってもいいだろうか?」


 そういやディーはまだ見てないなと思い、俺達は全員で裏山に上ることにした。

 裏山は二つの山が連なっており、遠くから見るとラクダのコブのように見えるので二コブ山やラクダ山なんて呼ばれたりしていた。

 山と山の間に湖があり、サイモン達はいつもそこで魚をとってきてくれるのだった。

 緑が生い茂るというよりは枯れ木の方が目立ち、お世辞にも良い土地と言えるものではなかった。

 落ち葉をジャリジャリと踏みしめながら山奥に入っていく。


「あまり動物がいないのが気になりますね」

「木の実とかエサになるものが少ないからな」

「ここに動物いっぱいいたら肉食えるのにな」


 全くだ、ここ最近肉とはとんとご無沙汰だ。

 以前城内に入って来た兎を食べようとしたらオリオンとソフィーが泣きわめくくらい嫌がったので、それもできない。


「この地面から煙が上がっているのは?」


 ディーが地面を指さすと、そこから白い煙がもわもわと上がっていた。


「水蒸気、この辺地面が熱くなってるとことろがあってさ、それがなんでかはわからないんだけど。地面にしみ込んだ雨水とかがこの地面に触れると蒸発して煙が上がる」

「地面が熱く……」

「たまに凄く熱い石とかあって、それに気づかず座ったらあたしお尻火傷したし」

「あるある、俺もあった」


 俺とオリオンが裏山あるあるを話ながらしばらく歩き続けると、一つ目の山を抜け、湖にたどり着いた。

 そこそこ水は綺麗な湖なのだが、住んでいる魚が……。


「見ろ魚捕まえたぞ」

「ひぃっ!」


 オリオンが目玉が飛び出し、牙だらけの口を開いた気持ちの悪い魚をソフィーに見せつけ、引かせていた。


「湖もちょっと何かに利用するのは難しいですね」


 ディーが腕を組み深く考える。俺もそう思う。母ちゃんがここの魚で焼き魚作ってたら多分勘弁してくれって泣きつくと思うし。まぁ食うものないんで食いますが。

 俺達は湖を抜け二つ目の山に入る。


「私はこちらの山には来たことありません」

「そうかソフィーも初か、じゃあ気をつけろ」


 そう言うと小首を傾げるソフィー。オリオンがこの前折れた鉄の剣の代わりにもってきた、刃が欠けた剣を引き抜く。

 オリオンの視線の先には、体から黒い煙を放つ三匹の狼の姿があった。


「あれは?」

「元は野生動物だったが、なんでか知らんがこの山に入るとあんな感じで凶暴化する上に、強化されるんだよ」


 目の前の狼はグルグルと唸りながら、まるで包囲するように距離をとって近づいてくる。

 そして瞬きした瞬間勢いよく駆け抜けてきた。


「オラァっ!」


 オリオンは持ち前の動体視力の良さで、飛びかかってきた瞬間喉に剣を突き入れ刺し殺す。

 ディーは俺の前に立ち、射程に入った狼をヒールブーツの回し蹴りで仕留めた。


「こ、来ないで下さい!」


 泣きそうな声が聞こえて振り返ると、ソフィーが頭のシスター帽に噛みつかれ髪の毛ごと引っ張られていた。


「痛い痛いです!」


 あれは頭をかじられて痛いのではなく、多分髪が引っ張られて痛いんだろうなと思いつつ俺はオリオンに助けてあげなさいと目で合図する。

 オリオンはへいへいと剣を構えて近づくが、ソフィーの声が泣き声に近くなると彼女の背後にうっすらと羽の生えた鎧兵が浮かぶ。


「あっ、やばそう」


 と呟いた瞬間、鎧兵は巨大な拳を振り下ろし狼を叩き潰したのだった。


「うぅ……うぅ……狼怖いです。主は言っていますケダモノめと」


 拳の形にぺちゃんこになった狼を見て、誰もがお前の方が怖いと思っただろう。

 山を登る最中何度もモンスターや凶暴化した野生動物に襲われたが、なんとか頂上まで登ることができた。


「まぁ、こんな感じの山だ。二つ目の山に関しては立ち入るのも危険だから、多分何かに使えるってことはないと思う」


俺はそう言うが、ディーは何かに気づいたのかスタスタと周りを歩き始める。


「王よ、この辺りに洞窟なんてものないだろうか?」

「洞窟? あったかな」


 俺はオリオンに目くばせする。


「あるよ、でもモンスター多くて近づくの辛い」

「行こう、気になることがある。私の予想が正しければ……」


 何か思うことがあるのだろう、俺達はオリオンと一緒に少しだけ山を下山すると巨大な木の根っこに絡まれた洞窟らしきものを発見する。


「お前よくこんなとこ見つけたな」

「モンスターどこからわいてくるのか気になって、多いところを探してたら見つけた」


 周りにいたモンスター達はオリオンとディーが片付け、ソフィーは俺の背中に隠れながらついてきた。

 中に入ると当然ながら洞窟内は暗い。

 俺は持っていたランプに火をつけ、ディーは転がっていた木の棒に布を巻き付け魔法で火をつける。

 それを二つにわけ、オリオンにも持たせる。


「ディー魔法使えるのか」

「あまり複雑なものは出来ないがね、シングルスペルの簡単なものなら」


 そういや魔力高かったもんなと思いつつ、もう一人の魔力値の高いEXを見る。


「ソフィーはなんか魔法使えんのか?」

「私そういった呪術の類は使いません! 神の教えに反します!」


 さいでっかと思いながら、俺の服の裾を離そうとしないビキニシスターを連れて奥に入る。

 中からコウモリが飛び、一瞬驚いたが俺のズボンを一気に引き下ろしながらしゃがみガードしているシスターを見て冷静になった。


「ソフィー大丈夫だから、ただのコウモリだから」


 ソフィーが顔を上げると丁度俺のパンツとこんにちはした。


「いやぁ変態っ!!」

「パンツ丸出しのお前に言われたくないよ!」


 理不尽な汚名を着せられながらズボンを上げて更に奥へと進んで行く。

 そこいらじゅうに木の根っこが張り巡らされており、注意していないとすぐにつんのめってこけそうだ。

 不気味な洞窟の中、凶暴化したゴブリンや狼たちを倒しながら進むと、奥の方に扉を発見したのだった。


「扉? なんでこんなとこに?」


 その扉は石なのか鉄なのか材質がはっきりしない鉱物でできており、辺りに鍵となるようなものは見つからなかった。


「アイオーン文明の遺跡に似ているな」


 ディーはペタペタと扉を触り、扉に掘られている溝や、中心にある円形の球体を調べる。


「アイオーン?」


 俺が首を傾げると、説明を入れてくれる。


「旧時代の文明で、今より遙か昔でありながら優れた技術と魔力を持った人間たちが作り上げた建造物のことだ。私も文献で知った程度なのだが。たまに戦士達でアイオーンの武器や鎧を身に着けているものがいないか? 我々の使う鎧などとは全く異なるデザインをしたものだ。恐らく起動させるとこの溝が発光すると思う」


 俺はふと考えて、そんな変な鎧着てる人いたか? と思ったが。


「「あっ、エーリカ」」


 俺とオリオンは同時に閃いた。確かにエーリカさんこの扉を鎧にしたようなの着てた。溝が青く発光してて、何、可能性の獣? とか言ってたわ。


「その人たちならアイオーンの文明を受け継ぐ人間なので、この扉のこともわかるかもしれないのだが」


 そっか、エーリカさん旧時代の文明に関係ある人だったのか。


「しかし中が気になるところだな」


 俺が何気なしに中央にはめられている球体に触れると、突如球体が青く発光しその球体がまるで心臓となり、血液を体に循環させるよう溝に光が走っていく。


「お、おぉ、なんじゃこりゃ」


 全ての溝に光がいきわたると、球体の上に何やら雷のようなギザギザの紋章が浮かびあがり、扉は左右に開いた。


「あいた……な」

「あいた……ね」

「お前すげーな」

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